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殿堂ゼロ王決定戦準決勝第2試合 解説・考察
※この記事は殿堂ゼロ王決定戦準決勝第2試合のネタバレを含んでおります。
まだ動画を観ておらず、ネタバレされたくないという方は、一度視聴してから読む事を推奨します。
それでは本編に参ります。
本編
JO退化vsジャックオービーメイカーの対面自体は決定戦当時はあまり想定していなかったのですが、終了した後にある程度対面の考察を進めていたのでそれを元に書いていきます。(JO退化のデッキ自体の考察は未だに納得できる解答が出ていないので保留にしています。)
むーちゃん側のデッキリストが執筆現在時点でまだ判明していないので若干推察になってしまう部分もありますがご容赦ください。
といっても正直考察内容自体はかなり単純で、JO退化側が《禁断英雄 モモキングダムX》を《十番龍 オービーメイカー Par100》のシヴィルカウント達成前に場に出せるかどうかの1点に限ります。
《未来王龍 モモキングJO》をモモキングダムXの下に敷けさえすれば対面のオービーメイカーが着地してクリーチャーの出た時能力が使えなくとも《とこしえの超人》のG・ストライクを当てられない限りそのままダイレクトを決める事ができるので《無双龍騎 ボルバル・モモキング》を場に残せる状況であればオービーメイカー側のクリーチャーを全て壊滅させにいくといった動きも可能になるからです。(一応このルートだと零龍が絡んでくる可能性が高いのですがボルバルモモキングが絡むゲームは少ないと思うので保留)
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当然、ジャックオービーメイカー側も《ベイB セガーレ》である程度対策はしてくるのですが、何故か《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》1枚につき1枚セガーレを処理する事ができるので《進化設計図》から持ってこられたリソースを用いてそのまま殴り込まれて終わるといった要素から、JO退化は数少ないオービー側がケアできないクリーチャー主体のデッキといってもいいかもしれません。
場合によってはあえてモモキング名称の進化クリーチャーをセガーレでマナに置いてレッゾ.Starのロックを仕掛けて事実上のエクストラターンを取得するといった点からモモキングダムX早期着地は王手と言える手なのかもしれません。
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一方で、ジャックオービー側がモモキングダムXを出される前にロックをしてしまうとJO退化はほぼ負けです。
勝つ為には5マナまで貯めてモモキングJOを何とか引いて場に出す必要があるのですが、オービーメイカーが出た時点で打点はほぼ形成されているのでそのまま殴られて終わりになります。
一応JO退化側が先攻を取って3ターンオービーだった場合は《雪溶の鎖/堕牛の一撃》でマナ加速できればまだワンチャンはあるかもしれませんが要求値が鬼のように高いので頭の片隅ぐらいに置いても良いとは思います。
以上が、殿堂ゼロ王決定戦準決勝第2試合の考察解説記事になります。
正直記事に書いてある内容以外で考察することも無く、動画での展開内容としてもこの記事に書いてある以上の事が起きなかったので物足りない量になったかもしれません。(アーチーさんが動画でしていた宇宙の法則が壊れるバグムーブはジャックオービーメイカー単独の解説記事でしているので割愛しました)
お互いにやるべき事とやられると致命傷になる事が一致してそれに対するメタが機能しない、あるいは無い対面のゲームだったのでかなり大味になってしまうのも仕方ない事だと思います。(これもまた殿堂ゼロの要素ではあるのですが)
次回は3位決定戦で、ダーツデリートvsJO退化の試合になります。
これもまた派手な試合になったと思いますので是非観てください!
以上、ブライトンでした。
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