Steam Autumn,Winterセールおすすめ
ローカライズ対応済みのオススメ作品をまとめました。
1.KATANA ZERO
【Neo-noir】(ネオ・ノワール)
虚無的・悲観的・退廃的指向の犯罪映画の総称。
相手を一撃で殺せるが、自分も一撃で死ぬ死に覚えゲー。
ゲージを消費して時間をゆっくりにしたり、死んでもリプレイができる。
即やり直しができるのでテンポが良くあそべる。
敵の行動は一緒なので、やり直す度にだんだんプレイヤーが上手くなっていくというデザイン。
ややブラック目なシナリオも○。
ドラッグの禁断症状としてプレイヤーに開示される主人公の心の闇や葛藤。
ゲームを進めるほどその原因が種明かしされるのでストーリーも面白い。
随所にちりばめられた会話パートも本作の特徴の一つ。
会話は選択肢を選ぶ形式で時間制限付き。小さい分岐もする。
動画を見てもらえると分かりやすいと思う。
後半はネタバレがあるので注意
こういった要素や完成度の高いアクションやシナリオから、
定価で買っても満足できるタイトルだった。おすすめ。
__________________________________________________________________________________
2.Her Story
低予算で制作されたフルモーションビデオ+推理ゲーム
始めるとすぐ古いPC画面が表示され、それを操作してゲームを進める。
わけがわからないまま、ひとまず最初に表示されている5つの動画を見る。
そこから連想したキーワードを検索すると、新しい動画がヒットする。
それを繰り返すことでコトの真相をつきとめていくといった内容。
分かっていることの整理が必要なので、何か書くものがあると良い。
淡々と動画を見るだけだが、ひらめきや気づきではっとする事が多い。
ある一定の本数動画を視聴すると任意でエンディングに移行できる。
謎が解けないままクリアといった事態にもなりうるのでそこだけ注意。
ぼくはクリア後のネタバレで新事実が発覚して凄くビビった。
ちなみにローカライズ完全対応で検索ワードも日本語でヒットする。
__________________________________________________________________________________
3.This Is the Police
警察署長になって街で起こる事件にポリスメンを派遣するゲーム。
主に警官を派遣し、現地の事件を解決するシミュレーションパートと、
刑事に事件現場の調査を指示して解明する推理パートがある。
警官らはそれぞれステータスがあり、怠慢だったり勤勉だったりする。
事件解決した警官はステータスアップ。失敗すると負傷または死亡する。
プレイヤーは街のギャングとズブズブの関係にあり、身の安全を守るために汚職に手を染めながら立ち回ることになる。
リアルタイムで各地に起こる事件に、十分な技能を持つユニットを、失敗しない程度の人員を割いて向かわせるというストラテジー要素が強さがウリ。
人選や動員数を間違えると首が回らなくなるので難易度は高めか。
__________________________________________________________________________________
4.Equilinox
カジュアルな箱庭シミュレーションゲーム。
ローポリな陸地と海に草や動物を放し、独自の生態系をつくる。
始めは草や水草だけしか生やせないが、生育条件を満たすと新しい植物や動物がアンロックされていく。
時間が経つとポイントが溜まり、そのポイントで固体数を増やしたり進化させることができる。
植生や生育に複雑な条件は無いが、繁殖には適切な環境が必要でカジュアルながらもしっかりとした作りをしていたのが印象的だった。
過酷な環境だと徐々に個体数が減るが、突然変異が起こったりもする。
そういった試行錯誤をするうちに自分だけの箱庭が出来上がっていく。
○倍速にも対応しているので、箱庭系特有の冗長さは無い。
現在有志による日本語化有り。「Equilinox 日本語化」で出てくる。
__________________________________________________________________________________
5.RUINER
見下ろし型3Dアクションゲーム。
一目見て分かる画面の赤さ。マジで赤い。
「レンゴクシティ」という名前から煉獄をイメージした配色なのか、往年のサイバーパンク作品を継承したのかは不明だけど雰囲気たっぷりで良い。
アクションに重点がおかれていて、武器やスキルをとめどなく使い分け華麗に敵をさばききってクリアした時には悦に入れる。
面クリア系でスコアアタック要素のあるゲームでやりこみ要素は十分。
動画の戦闘部分を見て面白そうだと思ったら買い。
唯一残念なのは、美麗なスチルや重厚な世界観を持ちながらそれらがあまり掘り下げられなかった点か。(個人的にはそれが一つの購入理由だった)
余談だがリテールPS4版の海外限定かつ先着500名限定アートブックが最強。
この手のジャンルが刺さる人には是非機会があれば触れてみてほしい。
__________________________________________________________________________________
6.ARIA CHRONICLE
伝わる人にはDarkestDungeonのRPG版と言ったら伝わる。
シリアスパートとネタパートのバランスが良好でストーリーが面白かった。
バトル面も大人気ゲームを踏襲しているだけあって文句無しのできばえで、
装備やスキル、特性などで戦闘スタイルを自分なりに構築できる。
冒険者を雇用して、ジョブシナジーを考慮して6人までパーティを組むというのも本作のミソ。
そうして強い構成と攻撃パターンを編み出しダンジョンに挑む・・・という風になる。
そういったRPGとは一味違った準備をして攻略を試みるのが新鮮だった。
ちなみに現在も精力的なアップデートがされていて、開発陣のやる気が高いのもオススメの理由の一つ。
__________________________________________________________________________________
7.Your Island -KIMI NO SIMA-
サバイバル+コロニー運営系のゲーム
類似ゲームはBanished、Rise to Ruin、次に紹介するRimWorldあたり。
無人島に放り出された数人の人間に神視点から採集・建築などを命令して
人口を増やし、島を発展させていくのが目的。
独自のアチーブシステムがあり、アチーブを解放するほどゲーム内で建てられる建物などが増えていく。
ちなみに可愛い見た目で難易度は結構難しい。
攻略wikiが充実しているのでもし行き詰ったら調べられる。
こちらも作者が頻繁にアップデートしている。
__________________________________________________________________________________
8.RimWorld
サバイバル+コロニー運営+シム。
拠点を作り生き残るという、目標は同ジャンルと大体同じなのだが、
とにかく設定が細かく、ロールプレイが捗るのが特徴。
開始場所の気候、地形といった環境要素、登場する住人の歳やスキル、性格、容姿、衣服といったキャラクリ要素、そしてランダムで起こるイベントなど。
あらゆる要素が噛みあって起こるドラマを眺めるのがこのゲームの醍醐味。
ランダム要素は全てカスタムすることもできるので自分でキャラを創作して生活させてみる、といったことも可能。
またMOD界隈も盛んで、キャラクターの美化や追加アイテム、追加種族などなんでもある。
バニラ環境を遊び尽くした後、おそらくバニラプレイ時間より多くの時間を費やすことになると思われる。
__________________________________________________________________________________
9.Return of the Obra Dinn
一人称視点の推理ゲーム。
5年前消息を絶った船が突然現れたので、消えた理由と船員の安否を調査しようという話
船内のいたるところに白骨化死体があり、死体が死亡した瞬間を体験できる不思議な懐中時計を使ってその死因と人物を特定する。
サスペンス特有の怖さはあるがホラー系ではない。
難易度は高く、特に難しいのは乗船していた船員の名前と顔の特定。
外見的特徴やいる場所などから推理をするのだが、だいぶ難しいので覚悟してプレイしたほうがいい。
__________________________________________________________________________________
10.ルセッティア ~アイテム屋のはじめ方~
めちゃくちゃアバウトに説明すると安く買ったアイテムを売って借金を返済するお店経営ゲーム。
グラフィックは一昔前って感じだけども、特定アイテムに特需が起こったり、買い付けるアイテムが安売りしていたりといった商人心をくすぐるようなイベントが起こり飽きずに遊べる。
お金を稼ぐのが好きな人にオススメ。__________________________________________________________________________________
11.Project Highrise
ビルを建設してペナントを入れて、その収入でさらにビルを豪華にしていくゲーム。
オフィスを入れてみたり、飲食店を入れてみたり好きなように配置ができ、そこに人がぞろぞろとやってくるのを眺めるゲーム。
人通りが多い場所の商業施設から得られる収入は大きいが、建物が汚れ景観が悪くなるので人の流れをエレベーターや地下鉄で調整したりする。
がっつり遊ぶというより暇つぶしにどうぞ。__________________________________________________________________________________
12.Coffee Talk
ヴァルハラやRedStringsClubに続くバーテンダーアクション系のゲーム。
コーヒーを淹れるアクション要素と、コーヒーを飲みにくる客と対話するアドベンチャー要素が含まれている。
ゲームの流れは店にやってくる客の要望にあったコーヒーを出して、客との会話をするといった感じ。
終始しっとりとした雰囲気なので、リラックスして遊びたい時に。
Demo版があるので遊んでみて気に入ったら買い。__________________________________________________________________________________
13.The MISSING: J.J. マクフィールドと追憶島
スプラッタ要素のあるアクションADVゲーム。
行方不明になった仲良しの女の子を追って、追憶島と呼ばれる島を探索する主人公。
主人公はこの島の呪いで死ぬことができないという設定。
なので手足がバラバラになったり、首だけになったりしても生きていて操作ができる。血の表現などは無いが苦手な人はいるかもしれない。
死ねない性質を利用して、傷ついた状態でないと解けないギミックを積極的に自傷しながらクリアして前へ前へと進んでいく。
詳しくは言えないが、そういう一途で献身的な道程を経てのラストはとても切なかった。名作。
ちなみにテーマソングもしっとりしてて好き。