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【ネパール紀行 シェチェン寺 パドマサンバヴァ・ゴンパ】(11月10日)
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パドマサンバヴァの大きな像がある建物の中で若いお坊さん達が法要をしていたので、導かれるようにその建物の中に入らせてもらって少しの間坐る。坐っていたら堰を切ったように咽び泣くという事が起こった。
これまで色々と自分の中で溜め込んでいた感情、どうすることもできない想い、日本での忙しい生活の中で蓋をして見ないようにしていたものが溢れ出した。その若いお坊さん達が法要を行っている建物には1時間程居ただろうか。
前回ネパールを6年前に訪れた時から今までの出来事、それまで何度かネパールを訪れたときの記憶、思い出、それだけではなく過去生というものがあるのなら、過去生でチベットか何処かでお寺でこの若いお坊さんのように生活をしていたのではないかという微かな記憶、そういったバラバラの記憶と一緒に、錯綜してこんがらがっていた感情が解きほぐれて、チベットのお坊さんのお経の波動と共に文字通り浄化された。
けっこう長い間胸につかえていたもの、お腹の中に溜めてしまっていたものが取れて、氣持ちが楽になりとてもスッキリした。