
ワークショップの意義(diary244)
本日のnoteは”ワークショップの意義”。
私は今長崎県大村市のとあるコワーキングスペースにてコミュニティマネジャーを行っている。
今年の1月からだが、とても楽しく毎日が充実している。
コミュニティマネジャーのとらえ方はそれぞれあるが、我々のコワーキングスペースは長崎県の玄関口として構えているため、長崎県の案内人として来る人に対して有益な情報を渡したり、また来てもらえるような仕組みづくりという位置づけの認識をしている。
名の通りなので、どのようなコミュニティを作り、どう広げていくかが大事になる。そういう観点だからこそ、上記のような認識で運用をしている。
また来てもらう仕組みづくりの一つとして「多拠点ワーク体験ツアー」という長崎県を体感してもらうツアーを3か月に1回実施しており、11月に実施したもので10回目となった。
私が入る前から行っており、1回の開催でおおよそ15~20人くらいが参加している。よくもまあ1回の参加でこれだけ人を呼べるよなあ、なんて思いつつ、開催する以上良い時間にしてもらいたいとも思っている。
ツアーの1コンテンツにワークショップを実施している。
ワークショップとは
ワークショップ(workshop)とは、参加者が主体的に意見を出し合い、互いの考えを尊重しながら、意見や提案をまとめ上げていく場をさす。
主に長崎の観光や市町村にピックアップした課題に対して議論をしており、参加者も、経営者や形を作ってきた人が多いのでとても有意義な時間になっている。
一方で、参加者だけにおんぶにだっこでは開催している側の立場がない。
立場がないというか、”良い時間”と思ってもらえないと次に来てくれる可能性が下がると考えている。
名前が”多拠点ワーク”なので、昨今働き方が変わっている中長崎県を一つの候補として考えてほしいとは思っている。
しかし”働きやすいか否か”は参加者が判断するので、ワークショップのファシリテーターなどで決まるわけではないのは重々承知だ。
ただ、継続的に多拠点ワーク体験ツアーに来てもらう仕組みをちゃんと作っておかないと、その1回で”無さそうだな”と思われてしまっては、コミュニティも作られないし、何より”また来たい”が少ないと交流が生まれないツアーになってしまう。
いろんな課題がある中で、ツアー中に開催するワークショップは、我々の中でも非常に大切なコンテンツなのだ。
私も勉強のため、いろんなワークショップに参加しており、様々な気づきを得ている。
正直「面白くないな」と思うワークショップもあれば「これめちゃ面白い!」と思うものも。
そこで感じたのは”この人、この会のワークショップは面白いから、この人が企画するものはキャッチアップしておこう”となるのである。
他の人もおそらく同じ感覚なのでは?と感じる。
そして、願わくばワークショップで行った議論内容がどうなったのか、まで報告してくれると、参加したメンバーが「やってよかった」と思うのではないかと。
細かなことだが、参加する人も自身の時間を割いて参加してくれている。
プロポーザルにかけるのか、一度出た内容を社内で揉んで自治体に相談するのか、何かしらのネクストアクションが欲しいものである。
それが形になって仕事になれば、ワークショップの意義も、参加した方も「また来たい!」と思うのではないだろうか。
とても難しいが、このような”当たり前”をしっかりと運用できる仕組みを作っていきたい。
また来週。