七限目、八限目(2):コース走行
一つ前の記事であと三時間って書いたけど、最後はみきわめだから実質二時間だった。しかもこの日三時間入れてしまったのでつまり今日が最後。それで次卒検?もう卒検なのも怖いし、もっとバイクに乗ってたいって気持ちも強い。やだなあ、みきわめ前に補修つけてもらうか、、、とか思いつつ教習所へ。、
まずはお昼のコマから二時間続けて練習。今回もひたすら走行。時間的に卒検と被っているみたいで、こちらの練習中に同じコース内を検定車両が走るよと言われた。「だからなんかあったら恨まれるで」というひどい言葉付き。なんてこというんだ。
ならし走行はなんなく走れるようになってきた。発進停止でのエンストもない。前が詰まったら減速ギアチェンジもできる。多分大丈夫。
課題はまだ心配が残る。スラロームは大きく避けたらタイムオーバーしてしまうし、タイムを守るとパイロン飛ばしてしまう。今日が最後なのにパイロン飛ばしてて大丈夫か私?と思う。教官からは「ここまできたらパイロン飛ばして一発検定アウトになるより、タイムオーバーして減点ありつつも一発アウトを回避したほうがいい」と言われる。そういう手もあるのか。
これまで苦戦してこなかった急制動も何故か不発。なかなか制動開始地点で40キロに到達できない。あとほんの少しアクセルを捻るだけ。ほんとそれだけ。この感覚は練習しないと掴めないか。
S字、一本路、クランクはもうすっかり苦手意識がなくなった。目線をあげる、遠くを見る、それだけ意識すればこの三つはいける。それにしてもバイクって見た方向に進む乗り物だ。不思議で仕方ない。
交差点進入時もあまり焦らなくなってきた。しっかり減速して一速に落としてしまえば、前が詰まってるとか優先道路にバイクがあるとか、小回りとか、その辺はできるようになってきた。
コース練習をはじめた頃は二周もすれば教習時間が終わってしまっていたけど、この日は3週以上回ることができた。スピードも上がってきてるっぽい。これは嬉しい。スピードいらんけど、まあ慣れてきてるってことで。
最後の方は久しぶりに放置されて、教習終了の合図が出そうになかった。だから自己判断でコース途中だったが進路変更して発着点に向かうと、エンジン停止する前に教官が引き取ってくれた。正解みたいだ。時計も見なあかんのか。
と思ったところで二時間分の教習終了。一時間の休憩を挟んで、最後のみきわめに向かいます。