保育園におけるりんご問題
誤飲誤嚥は命に関わる問題です
すりおろしたりんごを離乳食として園で食べたお子さんがお亡くなりになったという痛ましい話
子どもの育ちには必要なことでも、園生活でできなくなっていくことが多いです
例えば、夏の風物詩だったプール遊びも、子どもの足首まで深さで重大事故になったケースも報告されています。窒息を伴うケースは命に関わったり、助かっても重い障害が残る等、重大事故につながるケースが多い為、かなり前から国は園におけるプール遊びを推奨していません
当園でも毎年タライを使った水遊び程度です
でも札幌市豊平区はりんごがシンボルの地区
当園では当面は加熱して提供するなどの工夫をしますが、提供をストップした園もあるそうで、そう言った園はあくまでもご家庭で体験、トレーニングしてください、ということのようです
危機管理の視点からだとこれほど重大事故が起こっていて提供が止まらない食材は無いそう
食育は家でもできるといえばまあそうなのですが、りんごというポピュラーな食材だからこそ、リスクマネジメントと食育が相対して問題となる難しい課題ですね