【当然無料】2024wave2宮城CS対戦記
※100%日記です。なんの参考にもなりません。ひと笑い提供できれば御の字です。
みなさんこんにちは。
にらと申します。
突然ですが、最近失敗したことは何かありますか?
私は大きな失敗をしてしまいました。
それがこちらです。
note自体は非常に好評いただき、多くのRTやいいねを貰えた反面、黒黄対面の評価については賛否(主に否)の意見を多くいただきました。
今だからこそ敢えて言いましょう、シャンクスが有利です。
noteを投稿した後に数戦やってみましたが、黒黄側の要求値から考えても流石にシャンクスが有利で間違いありませんでした。
では何故「シャンクスは黒黄にガン不利」といったあまりに愚かな発言をしてしまったのか、弁明させていただきます。
それは判断材料とする標本の少なさです。
私がシャンクスvs黒黄をしっかりと対戦したのはフリー対戦のわずか3回。
対面が対シャンクスが非常に上手く、序盤から積極的に自傷、変身を行なってくるというのもあり、10ドンを迎える頃にはライフ・カウンターが不足して10シャンクスが出せないような状況でした。
これが3試合連続で起こったのでシャンクスで黒黄ルフィに勝つのは不可能なのではないかと思ったのですが、序盤から連続して自傷札+変身セットを引き込むという黒黄側の要求度が非常に高いことを考えると勝率はシャンクス側に傾くと思います。
また、黒黄側のプレイも通常の8モリアを絡めてリーダー9000にしながら大量の手札を抱えて戦うプランではない為、プレイ難度的にも実際の大会の場でシャンクス側が負けることは少なそうだと思います。
構築を変更しながらもっと多くの対戦数をこなせていればこんな間違いはせずに済んだに違いありません。
少ない標本で得られたデータに左右されないようにしよう。
そう心に決めた事件でした。
振り回されてしまった皆様、申し訳ございませんでした。
まあそうは言っても所詮は無料noteですし、こういった大間違いを許容してしてもらうための「無料」でもあります。
これで700円とかお金取ってたらもっと炎上していたと思うと肝が冷えますね。
無料note万歳。
教訓を忘れてはいけませんが、宮城CSで使用するデッキは青ドフラ。
過去の男のことは一旦さっぱり忘れ、青ドフラの練習に励見ます。
デッキ構築は公式3on3で有名プレイヤーの次元幽閉様が使用していたものをそのままコピー。
オリジナリティなんて欠片もありません。
私が魂をかけて作った構築よりも有識者の構築の方が正しいということはすでに時代が証明しています。
カードゲームを趣味とする社会人男性にとってCSとはディズニーランドであり、アーティストのライブのようなもの。
リア充・陽キャの方々がここぞとばかりにディズニーやアーティストのグッズにお金を注ぎ込むように、私もCSのためにデッキにお金を注ぎ込みます。
財布へのダメージはフルパラのシャンクスが肩代わりしてくれました。
ありがとうシャンクス、君のことは忘れない。
時はCS前日。
ここまで、思ったよりも調整ができていません。
労働の方が忙しかったというのもありますが、調整に使える時間をなぜかCSで使わないデッキのnoteの作成に割いてしまっていたというのが一番大きいかもしれませんね…
この日も仕事がありましたが、セカイくんら栃木勢が宮城に前入りして調整会をするというので、終わり次第全力で向かいました。
休憩中に明日のデッキリスト登録を済ませている私に死角はありません。
到着してすぐに対戦開始。
調整会の初戦は松くん。
何を隠そう宮城CSの配信卓でプレイしていたあの松くんです。
ミラーで先手後手入れ替えて対戦して両方敗北。
後手側は理論値みたいな上振れムーブかましたのにも関わらずの敗北でした。
相手の松くんや、観戦していたあぽくんが「ミラーはかなり運の要素強いですからね…」と慰めの言葉をかけてくれましたが私は騙されません。
明らかに試合を通しての運量は私の方が上でした。
この勝敗は100%実力差に起因するもの。
流行のジョズが入っていなかったりと構築面も多少の違いこそありましたが、それ以上に乗り手側のレベルの差を痛感しました。
恐らくこのミラーを10戦やっても1戦、2戦勝てるかどうかのレベルでしょう。
対戦の感想戦を聞く限り、松くんだけでなくあぽ君とやっても同じような戦績になるような実力差を感じました。
CS前夜にして最大の挫折です。
思えば直前のフラシも4-1だったとはいえ、負けたのはミラー。
この青ドフラがtier1の環境で、ミラーが下手でなんとかなるのでしょうか…
かと言って今更デッキを変えることもできません。
他に有力そうな候補としては黒黄ルフィですが、私に使いこなすことなど到底できるわけもありません。
やはり青ドフラしかないのです。
そのためにシャンクスを解体し、フルパラで組んだわけですから。
松くんに構築を聞き、少しでも松くんに近づけるように残された数時間で頑張ることを決意。
次戦はセカイくん。
デッキは紫ルフィ。
有利対面のため勝つことはできましたが、それでも対戦中のプレミが目立ちます。
連日睡眠時間が少ない上に仕事終わりで疲労しているというのもありますが、それは恐らくCSの会場であっても同じこと。
大きかった不安がますます大きくなります。
隣の卓では青ドフラvs黒黄ルフィで黒黄ルフィが勝利。
完全に無理というわけではありませんが、やはり青ドフラは黒黄ルフィに対しては不利をとってしまっています。
身内でも黒黄ルフィの使用者が急増していることを考えると、明日のCSでもシェアが高いと見て間違いないでしょう。
ミラーにも勝てない、黒黄ルフィにも勝てない、そんな私の青ドフラにどれだけの価値があるのでしょうか。
それでもやっぱり青ドフラしかありません。
青ドフラにも黒黄ルフィにも勝てるそんな都合の良いデッキなんてあるはずがないのですから。
そんなデッキなんてあるはずないのです。
あるはずがない…
あるはずが…
ありました。
青ドフラをフルパラにするために星になった漢の中の漢、シャンクス。
あれだけnoteでこき下ろしておいて今更使うなんて虫が良すぎるかもしれませんが、懐の大きなお頭なら笑って見過ごしてくれるでしょう。
青ドフラに対して勝てると言うには流石に無理がありますが、そんなことは関係ありません。
先攻とってブン回ればギリ勝てます。
練度に関しても、以前と多少型が違うとはいえ青ドフラの数倍の試合をこなしているわけですから問題ありません。
むしろ複雑な動きをしない分、プレイミスは少なくなるでしょう。
デッキを解体してもリーダーパラレルだけ手元に残っていたのはこの時のための伏線。
もう、シャンクスを使うしかありません。
急いでシャンクスのデッキを形にします。
“ケジメ”をつけないとどこぞの狙撃手に討ち滅ぼされてしまいそうなので10シャンクスだけはその場でパラレルを購入。
8レイリーは売却してしまっていたので仲間から借りました。
この「シャンクスを使う」という「電波」を受信した瞬間、先ほどまで私を押し潰さんとしていた不安が雲散霧消、綺麗さっぱりなくなりました。
気持ちは晴れやかとなり、心の奥底から自信が溢れて止まりません。
皆さんも仕事や学校で行き詰まり、気持ちが塞ぎ込みそうになったら是非シャンクスを使いましょう。
これでCSの準備は万端。
上位大会への権利を勝ち取ってみせます。
そして迎えたCS当日。
いつもより少しだけ早起きをし、会場へと車を走らせます。
今回の会場はいつもの夢メッセではなく国際センター。
この会場は母校の近くに位置しており、経路が奇しくも当時の通学路と同じでした。
昔は徒歩でしたが今は車。
“大人”になったなあ…と感慨に耽りそうになりますが、冷静にこれから向かうのはカードゲームの大会です。
歳を重ねておっさんになっているのは事実ですが、やっていることは小学生の頃から何も進歩していません。
少しだけ胸がキュッと締まりました。
ライフを少し犠牲にしつつもなんとか会場へ到着。
車にプレイマットを忘れるという小さな事件はありましたが、無事受付を済ませ1回戦へ。
1回戦目の相手はシャンクス。
まずはミラーをしっかりと勝ちきり、トナメ進出に向けて弾みをつけていこうと思います。
まずはお互いに順調な立ち上がり。
7ニューゲートや8レイリーを絡めながら10ドンへ到達し、速攻10シャンクスを展開します。
相手の10シャンクスは1枚なのに対しこちらは複数体展開して有利状況を作っていきますが、10コストとスネイクが嵩張りすぎてしまい細かい動きができない上にカウンターが欠損し相手の攻撃が素通りしてしまいます。
そして訪れる最終局面。
相手のライフは0枚。
こちらの残りのアタッカーはリーダーのみ。
相手の手札は8枚でアクティブ1ドン。
この1ドンはこちらのライフを1枚詰められるかどうかの場面で残した1ドンであるためブラフである可能性は薄そうです。
ここまで相手の手札から2000カウンターはほとんど切られておらず、道中のこちらの攻撃も止めずに敢えて受けるプレイングをしてきました。
ここで10ドン付与して突っ込めば勝敗が決します。
もし突っ込まずにKO10シャンクスを出した場合、最後の自分のライフが+1000カウンターで勝利、非カウンターなら敗北です。
ここまで多くの非カウンターを引いていることもあり、ライフに賭けた方が勝率が高そうだと判断しステイ。
相手のターンに渡り、全力のリーサルが飛んできます。
捲れたライフは…
対戦ありがとうございました。
対戦後に15000のアタックが通っていたか聞いたところ、余裕で通っていたとのこと。
対戦相手の方は前回の私の投稿したシャンクスのnoteを読んでくださっていたようであり、ラディカル型のシャンクスを使用していた私たから引っかかるのではないかと思って1ドンアクティブで返したそうです。
一度シャンクスを捨て、CS前にnoteを投稿してしまった弊害がしっかりと出ています。
許してくれたと思ったシャンクスですが、実は結構怒っていたのかもしれませんね。
何はともあれ、結果は1回戦敗退。
青ドフラをCSに向けて調整していたにも関わらず、大会前日の数戦だけで「勝てない」と判断して使用デッキを変更した結果が1回戦敗退です。
前日の対面が宮城CSの会場で最も戦績が良かった青ドフラである松くんであることを考慮すると、青ドフラを使っていればもうちょっとまともな戦績になったに違いありません。
これから得られる教訓は1つです。
少ない標本で得られたデータに左右されてはいけない。
みなさんは間違えないでくださいね。
これからWAVE2の予選がある方は是非頑張って下さい。
間違っても前日にリーダーや構築を変えてはいけませんよ。
1回戦敗退の愚者との約束です。
ちなみにこのあとは紫ルフィ3連戦となり、3戦目で8ドンターンにラッキールウ出して負けました。
タテ引き前提だとどこかで事故ってしまうから使うのをやめたはずだったのに…
何をどう考えても前日にデッキを変えるのは気の迷い以外の何ものでもありませんでした。
この反省を生かし、また来年頑張りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事で会いましょう。
…タイムマシン、ないかなあ