なぜ広島カープを好きになったか?
私は出身こそ関西であるが、今好きなプロ野球の球団はと聞かれたら広島東洋カープである。なぜ広島東洋カープが好きになったのかを備忘もかねて記す。
私がプロ野球を本格的に見始めたのは2003年である。この年は阪神タイガースが独走しフィーバーになった。私が小さかった頃は阪神はずっと弱く、私の地元は関西でありながら巨人が好きな人が多かった気がする。そこから阪神をしばらく応援していた。転機となったのは2006年ごろである。この年広島カープの黒田氏がfaを取得し、阪神は優勝争いをしたくて黒田を取ろうとした。これを見て私はいや、これはやっちゃダメやろと思った。これをやったらお金で選手を強奪する巨人と変わらないじゃないかと思った。
以降は阪神と広島を同時にしばらくは応援するようになった。
その中で、広島はお金がない中で独自の戦略で選手を獲得して、底上げすることで金満球団に勝とうとしているところが魅力的になった。さらに転機は2013年であり、この年広島はクライマックスシリーズに初めて出場した。この時に甲子園が真っ赤になったのは衝撃的であり、感動でもあった。まさに「全国に散在する吾がカープファンよ、団結せよ」と言わんばかりの熱気があった。
以降2015年に就職で九州大分に移った。この時知り合った人はなぜかカープファンが多かった。カープで歴代で活躍した人に九州出身が多かったり、大分で合宿があったり、方言が瀬戸内の方に近かったりなどでソフトバンクファンが土地柄多いもののカープファンがいてもおかしくはない土壌であった。16年から18年は本当に夢を見させてもらった。
そして、2023年新井監督が就任した。正直よくあの戦力で2位になったなぁという感想であった。3~4年かけてAクラスに行けたらいい方かなと思っていた。今年は優勝争いを演じている。今年はまさに優勝するチャンスの年であり、まさかということを達成してほしい。そして新井監督の胴上げを見たく思う。