砂川に行ってきました 1日目

ゆいぽんがお世話になっている砂川に住む内海さんという方ががカレー好きだということで、カレーを作りに2日間お邪魔しました。

土曜バイト後はあまり寝ずに日曜もバイトに出かけたので、朝早く起きれるかが非常に不安でした。が、大事な時の早起きは得意なので、ちゃんと起き無事に間に合いました。
砂川に訪れるのは7月以来だったので2ヶ月ぶりです。

まずはガラス体験。パーツ作りをしました。

この時に、お土産のスパイスを何種類かいただきました。砂川のカフェでスパイスを売っているところがあるそうです。50円とか100円で手に入れたそうですが、カルダモンも破格の50円で驚きました。どうやってスパイスを仕入れているのかがとても気になります。ここにも連れて行ってもらおうと思っていたのですが、残念ながらお休みでした。

作業しながら内海さんがここで七味唐辛子の話を。七味唐辛子って何が入っていると思う?って。カレーも七つの胡椒を集めて作る…みたいな。アイヌ文化や漢方に話などもお話してくれました。スパイスから北海道の素材でカレーを作るとどうなるか?とか。(アイヌの話や七味唐辛子の発想はなかったので新たに知見が広がりしました。この観点から見るカレー論もとても面白そう。己の勉強不足を痛感…)

我ながら世間知らずだなって思う場面がたくさんありますが、最近色んな人から聞く話も知らない事ばかりで圧倒されるばかり…。もっと勉強しないとな。

内海さんがイタリアンレストランをやっていた空き家を見せていただきました。とても素敵な建物で、ここでカレー屋兼雑貨屋兼ギャラリーを開きたいな…(夢を一気に叶えられる)なんて想像してしまいました。
内海さんの経験アドバイスとして、店をやるなら自分の手で、1〜2人でやった方がいいとアドバイスをいただきました。(オーナー制は×)
私の今のなんとなくな人生設計としては、数年会社勤めをして稼いでくれる旦那を見つけて人生が落ち着いたらお店を開こうかななんて考えているので、その時はここでお店を開きたいです。

庭には様々な植物が植えてあり、いくつか紹介していただきました。

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フェンネル

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タイム

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これはなんだったか忘れました。

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アーティーチョーク

フェンネルやタイムはスパイスとしても使われているので、身近でスパイスになるハーブを育てられることに驚き。スパイスって海外でしか育てられない、遠い存在だと思っていたので。カレー屋を開く時は、自分でスパイスから作ってみたいです。というか将来庭かベランダをゲットしたら色々なハーブを育てたい!

お昼は滝川にあるオススメのカレー屋さんに連れて行ってもらったらお店が休みだったので以前に混んでて入れなかったお店に連れて行ってもらいました。美味しいピザとパスタをいただきました。
ナンカレーは日本で根付いた話や胡椒戦争の話など。胡椒戦争の話を聞いた金や銀よりも胡椒で戦争が起きる世界、食べ物の力ってすごいなって思いました。

子どもの国にあるピサの斜塔を見に行くために、砂川ハイウェイオアシスに行きました。ここでは野菜の直売所もあり、ここで今日の夜に作るカレーの材料を調達しました。野菜がとても安くてテンションが上がりました。安くものが手に入るって人生得した気分になります。
道中でスープカレーとルーカレーを作ってもらおう!という内海さんのリクエストにより、今日はスープカレー。
内海さんがスモークチキンが気になり、スモークチキンはカレーにどんな効果をもたらしてくれるかな?とか、(肉コーナーを見て)合いがもでだしを取ってみたらどうなる?とか、内海さんが色々提案してくれました。じゃあやってみよう!ということで今日のスープカレーの詳細が決まって行きました。お店の中をクルクル回りながら、気になった野菜であるトロトロに柔らかくなるというマー坊ナス・黄色いにんじん(生サラダに と書いてありました)、トマト・小さい玉ねぎ・いんげん(これはスープカレーに欲しいよね とか) そして、カレープランツという気になったハーブをゲットしました。

初めてのダシ取り(しかも合いがもを使って)や使ったことのないスモークチキンを使ったカレーはどうなるのか、挑戦カレーです。内海さん曰く失敗したら箸をバーンと投げつけてオッケーとのこと。


ルーカレーしか作ったことがなかった流石に1からスープカレーを作るには冒険がすぎるということで、スーパーで内海さんがよく使うスープカレーの素を手に入れて、裏の成分表や作り方を参考にしながら作ることにします。
スーパーの横にあるラーメン屋のカレーが内海さんのお気に入りらしく、うまくもなく不味くもなくとのこと。胡椒をドバドバかけて食べるのがお気に入りだそうです。

材料調達も終えて一休み。

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モモちゃん可愛い

バーベキューをしました。アイヌの話をしていた時に出てきたシコクの実というものをいただきました。噛んだ瞬間は柑橘→甘みが出て→苦味が出て→舌が痺れるというのを実感。これをカレーのスパイスとして使ってみたらどうなるんだろうねと、内海さんは使ったことはなく、他の人に頼んでみたけど使えないと断られたり。

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シコクの実

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5人くらいのささやかなBBQ。バンたかさんおすすめの「にくよし」という所のトントロがとても美味しかったです。

いよいよスープカレー作り。ゆいぽんにも手伝ってもらいました。スープカレーの素や今までのルーカレー作りの経験を参考にしながら作っていきます。

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まずは鴨だしをとります。水に鴨ガラをただ突っ込めば出来るかなと思ったけど、とても不安になり、だしの取り方をサーチ。(人に食べてもらうのでやはり失敗出来ない…という気持ちが大きかったです。)
先日、バイト先でもスープカレーのだしを取っているところを見たので、それも参考にしながら(鶏と玉ねぎを丸ごと煮込んでました)

これを参考にして、まずは鴨ガラを空炒り。これでいいかな…とドキドキしながら。

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色が変わったら切った生姜と玉ねぎを入れます。

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水を入れてアクを取りながら煮込みます。

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野菜を切ります。野菜はちゃんと洗った方がいいとのことなのでこれからは野菜はちゃんと洗います。スープカレーは野菜がゴロッとしているイメージがあったので大きめに切ってもらいました。

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炒めます。まずはにんにくともらったカルダモンとクローブを入れます。

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にんじんはレンジで柔らかくしてから、野菜たちを炒めます。

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トマトを入れます。色とりどりで映えます。写真の撮りがいがあります。

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トマトが崩れたところでスパイスを入れます。火を通すとナスの色が変わってしまい少し萎えてしまいました。
コリアンダー・クミン・ターメリックとカルダモン・フェネグリーク・オールスパイス・ガラムマサラを入れました。

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鴨だしを加えます。だしを味見してみたのですが、味が薄くこれはちゃんとだしが取れているのかよく分かりませんでした。(鴨だしの味が元々よく分からない) 自分の中で正解を模索している気がしてました。

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少し煮込んで完成。見た目がいい感じになるように盛り付けます。

内海さんと奥様、ゆいぽんと次の日にバンたかさんという方に食べてもらいました。出来上がりが遅くなり待たせてしまったのは申し訳ないです…
かなりあっさりした味になったかな…とか不安になりながらも食べてもらいましたが、みんな美味しいと言ってくれてホッとしました。内海さんには素で作るよりも美味しい、合格!といただき、自信がつきました。にんじんがレンジで温めたからか、じゃがいもみたいな食感になったのも意外でした。ポトフみたいだねという話になり、かなり優しい味に仕上がったかもしれない。
翌日バンたかさんに食べてもらったら、「お店の味に似ているよ〜」とか「旨味が出ているね」とお褒めの言葉をいただきました。旨味がないと、次も食べたいと思わないよねと旨味の話を力説してくれました。あまり話を聞いていないので推測ですが、

初めての試みのカレーを初めて会った人に食べてもらうのは初めてという、なかなか初めて尽くしでしたが、初めてにしてはなかなか出来が良かったかもしれないです。ずっと一人で作っていたため味や工程もマイペースで自己満足で終わっていたけど、人に評価を得ることで人にも食べてもらえる味に作れる!という自分に自信が湧いてきました。
今回は、素材自体が美味しいものだったので素材に助けられたというのもあるかもしれません。
これから、スープカレーもちょこちょこ作ってみようかなと思います。

GoProで映像も撮影していたのですが、やっぱり手こずってしまい途中までしか撮れていませんでした。あまりうまく行かなかったのが反省点です。

最近半日は寝ないと生活出来ないせいか、昨日は死んだように1日中眠ってしまったのに(怠惰…)この記録を書くのにかなり時間がかかったために、やろうと思っていた映像を見ながら深く振り返ることが出来ていないのでそれはおいおいと。

2日目に続く

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