カレー作り記録 20200819
高校の友人が私の家に泊まりに来てくれていたので、一緒にカレーを作りました。
中学時代に知り合い高校で同じ部活に入ったらとても仲良くなって以来、トップレベルで仲良しな子です。
一緒にカレーを作るにあたって、あくまで自分はアシスト役、一緒に作る人が主体的になってほしいと思って材料選びやメインな調理は友人に任せました。一緒にカレーを作りあげる事を大事にしました。
普段あまりカレーと戯れている事が無さそうかつ今回が初めてのスパイスカレー作りなので、楽しんでくれたらいいな〜と思っています。最近、オタク友達の影響でネイルチップ作りにハマっていたり知育菓子を延々とやり続けた仲なので、それなりに楽しんでくれると期待しています。
カレーパーティー前夜祭
材料調達に付き合って欲しく、バイト終わりに晩ご飯も兼ねてバイト先に呼び出しました。一緒に晩ご飯を食べてたら、最終バスまでに間に合う地下鉄まであと10分くらいしかなくなってしまいタイムアタック状態。スーパーに着いて「何入れたい?」と聞いて出てきた材料が「にんじん」と言われただけだったので絶対に欲しい玉ねぎとトマト(安かったから生トマト)とにんじんを購入。何とか最終までには間に合い、レシートもらっておけば良かった〜なんて思いながら家に着きました。
「どんなカレーが食べたい?」という時に、「キーマカレーが食べたい!」とか「これは絶対欠かさない」という事を挙げてもらえるのが理想だったのですが、あまり上手くいかないものです。私もそうですが、友人は物事を決める時に「どうする?」と言いながら何も考えていなかったり、「何でもいい」は本当に何でもいい一族にはちょっと難しかったかもしれないです。
とりあえず冷凍してある鶏肉とにんじんを入れたカレーを作る事とします。
カレーパーティー本祭
起きてからかなりダラダラしてしまい、14時頃から作り始めました。友人が好きな北村匠海くんはスパイス好きなので、「匠海くんになろうぜ」と声をかけ始めました。家が暑くてサウナ状態、アチ〜て言いながらずっと作っていました。
まずは、玉ねぎ・にんにく・しょうがをみじん切りにします。
皮を剥いても残るこの茶色い部分が許せるか論争になりました。私はどうでもよくて切れたら入れちゃうけど友人は嫌らしい。部分的に切り取っていました。
半分みじん切ってもらったところで、目に染みて辛そうだったので選手交代。私が玉ねぎに鈍感なのか、慣れてるせいか今回は平気な方でした。普段の私よりも細かく切ってくれてありがて〜て感じです。
にんにく・しょうがもみじん切り。私と切り方が違い(しかも上手い)、学びました。まあみじん切りっぽくなってりゃオッケーという事で。
友人は、今は全然自炊をしないそうです。兄と暮らしていた時代はしていたけど、クモが出てやる気が失せそれ以来やらなくなったんだとか。料理は人がいないとやらず、人のためにと捉えていました。
玉ねぎを炒めます。私がクミンシード中毒になっている事を話してクミンシードを入れにんにくしょうが・玉ねぎを入れます。炒め担当は友人に任せます。木ベラが好きでとても喜んでいました。(調理器具が好きで、以前に好きな調理器具ランキングの話をしていたのでさらに盛り上がったり)
クミンシード、虫に間違われそうと言われました。
その間ににんじんと鶏肉(スーパーで1kgで買ったやつ)を解凍して切ります。
暑すぎて換気扇を付けたけど、換気扇は5分前くらいに付けないと意味がないらしい事を教えてくれました。私が気付いていないだけで、カレーの匂いが家にこびり付いているかもしれない…。
生肉や焼く前のホットケーキ生地を食べてみたいという話をしましたが、あまり分かってくれませんでした。
https://housefoods.jp/products/catalog/cd_1,087594,curry,roux,java.html
余談ですが、私が辛いものは結構食べられるようになったのは、実家時代にジャワカレースパイシーブレンドを食べて鍛えられたからだと思っています。このカレーは仕上げ用ガラムマサラをかけてさらに辛くなるという、今思えばこれは本当に辛かった…。
友人はカレーの辛さはあまり得意ではないという。担々麺好きで痺れる系の辛さが得意なんだとか。ココイチはマジ辛い、3辛でも辛かった記憶が。
トマトも切り、トマト好きなのでヘタ周辺を食べてくれました。
でかい玉ねぎがあって、これ入ってたら当たりだね〜なんて。食べる頃のは忘れてるだろうなと思ってたけど案の定忘れてました。
玉ねぎを飴色になるのって道のりが遠いよね。
玉ねぎがいい感じになってきました。ちょっと知って欲しいと思い家にあるスパイスを紹介しました。家にあるスパイスを片っ端から嗅がせました。クローブとオールスパイスは「歯医者みたい」と言われましたが、フェネグリークの匂いは気に入ったようです。
普段入れているコリアンダー・クミン・ターメリックと私のお気に入りカルダモン(賞味期限が近いから使いたいてのもある)・友人が気に入ったフェネグリーク・辛いもの好きなのでチリパウダーを入れました。あと塩も。
友人の料理好きシーンは調味料を足したりする事だそうです。私は一つの素材がだんだんまとまっていく過程が好きだと話をしたらあまりピンと来ないようでした。
トマトも入れて、潰しながら馴染ませます。ここでは見た目が汚いって言われた気がします…^^;
家にはすりこぎ棒があるのですが、何のためにあるの?という話になり、自分でも何のために買ったのか思い出せません。形から入るタイプなので何かを作るために買ったのであろう…
にんじんと鶏肉と水を入れて煮込みます。1カップ入れようと思ったけど多く感じたので半分にしました。
20分くらい煮込みます。にんじんがカレーっぽいねっと。
暑すぎて汗かきながら作っていたので、この間にあたる扇風機は最高でした。友人の推しアイドルの料理動画を見ながら一休み。
ジュ〜て音が聞こえてフライパンをのぞいたら、水分が完全に飛び焦がしてしまいました。やばい!って、今日一で盛り上がりました。初めて焦がしました。やっぱり水の量が少なかったのが原因かもしれないです。あからさまな焦げを取り除き、水を加えて何とか完成。焦げも笑って許してくれる友人で良かったです。にんじんが良い感じに柔らかくなっていたのでそれは良かったです。
お皿に盛って実食!推しの動画を観ながら。
感想もちょこちょこ聞いてみました。
普段のカレーと比べてどう?というのにはスパイスの味はする、どんな味かと言われると分からないけど…と。「これがスパイスカレーか」、「普通に美味い」正解を知らないから美味い、こんなもんかって感じだそうです。
結構難しくないでしょ?というと賛同してくれました。初期投資さえすればね…て。
家に帰るまでが遠足です!ならぬ、皿洗いまでがカレー作りです!ということでお皿を洗っていたら、「水を浴びたい」ということで洗ってくれました。「じゃあ私は拭く担になる」ということで、高校時代の副担任の話になりました。必死に思い出しました。
インスタのストーリーで、「スパイスカレー童貞卒業」と載っけてくれていて嬉しかったです。この夏印象に残る体験となってくれたのではないかと思います。
振り返って
今回初めてカレーを焦がすというハプニングが起きたりと、焦がしたけど楽しかったです。こういうことがあるから人とご飯作るの楽しいな〜って思います。
他人のカレー作りの反応を知りたいと思い、早速第一弾としてやってみました。やっぱり素直に人とカレーを作りたい!カレーパーティーをしたい!と私の中で思わせてくれました。秋のカレー祭りを開催したい、自分の家をカレー基地にしたいね〜なんてね。
アトリエのソファーでどうでも良い話でだべる・バイト中に暇で他の人と喋る・調理実習や人とご飯を一緒に作るとか、そういう事が好きで人と話したいんだなーって。人と手を動かすのは楽しい。
材料調達から一緒に行い調理にも参加してもらう事で、その人と私だけのカレーを作りあげる事ができるのではと思います。カレーは何でも受け入れてくれて、とても懐が広いのでそういう事がしやすいと感じました。
過去に、「自分がしないような事を経験させてくれる」と言われた事があります。何だか嬉しい言葉です。人を新しい世界に連れていきたいのかも。カレー作りという体験を経験してもらって人生の思い出に刻んでほし〜な〜(大げさ)。
あとは、人となりを知りたい。人に興味があるからその人の生活とか人生とか色々知りたい。これから一緒に作ってくれる人は、カレー作りを通してその人をたくさん知りたい。人とのつながりを大切にする的な…?