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仕事が超絶できる人の会話術:その1

仕事が超絶できる人の会話術、というものを考えてみたい。というのも、会話術と、仕事ができるかどうかは、深い相関関係にあると思うからだ。仕事が超絶できる人は、たいてい会話術にも長けている。逆に会話術に長けているのに、仕事ができない人というのはほとんどいない。その意味で、会話術の上手い下手と仕事のできるできないは、ニアリーイコールなのではないか。

ぼくは、見事な会話術を操る仕事の超絶で着る人を、これまで何人も見てきた。そうしたものを概観して、要素を抽出してみたい。

ボケが上手い

まず思いついたのは、仕事ができる人は「ボケ」が上手いということだ。ツッコミというのは誰でもできるが、ボケはなかなかできない。なぜなら、ツッコミはそれだけで成立するが、ボケはその後「他人に上手くツッコませ」ないと成立しないからだ。他人のアシストを促す分、難易度が高いのである。

ぼくの先輩に、ボケの上手い人がいた。彼は、普段から「年収」で人を判断するところがあった。「なんだかんだいって年収が高いやつはすごいし、低いやつはダメ」というものだ。これは差別的とのそしりは免れないが、彼は本気でそう思っていた。ちなみに先輩の年収は、当時2000万くらいであった。

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