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「介護は『若い世代から見放されつつある』との危機感を持って、対策を講じる必要が…」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年12月23日(月)第1370号*****
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「介護は『若い世代から見放されつつある』との危機感を持って、対策を講じる必要が…」
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主に、若者が「介護」を志す際の入口の一つとなる「介護福祉士養成施設」の入学定員数が減少を続け、この定員の「充足率」も近年は半数(約50%)前後を推移している。ただしこの「充足率」も、外国人留学生により支えられている「現状」がある=グラフ・厚労省発表資料より。
この「現状」について、専門家から「言葉は悪いが『介護は、若い世代から見放されつつある』のではないか?」「この『現状』に対し、危機感を持って対策を講じていく必要があると強く感じている」等と、警鐘を鳴らす指摘があった。
本日(12月23日)開催された有識者会議・介護保険部会で、事務局(厚労省)が提示した資料について「事務局はサラッと説明したが、これは見逃せないと思ったし、かなり『衝撃的』だと感じた」と、参加した委員から声が上がった。
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