
電子処方箋で7件のトラブル、調査のため「発行停止」期間を延長、大臣「重大な事案…」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年12月25日(水)第1372号*****
◆◇◆◆◆─────────────
電子処方箋で7件のトラブル、調査のため「発行停止」期間を延長、大臣「重大な事案…」
─────────────◆◇◇◆◆
医療機関が、紙の処方箋ではなく電子処方箋を発行した場合、医師が処方した本来の薬とは別の薬の情報が、薬局に伝わる「トラブル」が先週金曜(12月20日)までに7件確認された。
これを受けて福岡資麿厚生労働大臣は12月20日の記者会見=写真・厚労省HPより=で「本日(20日)から24日までの5日間、医療機関からの電子処方箋の発行を停止する」と発表し「25日から発行を再開する」との予定を示していた。
ところが昨日(12月24日)の会見で、記者から「再開予定に変更はないか?」と問われ、福岡大臣は「(調査に対し)また回答をいただけていない医療機関等に対して、個別に確認の作業を行っているところだ」
「(確認作業を全て終えた段階で)こういった結果を踏まえて、再開の判断をしたいと考えている」と述べた上で「今回は『健康被害が発生しうる重大なもの』として受け止め、今般の事案の発生を踏まえた対策が必要だと考えている」との認識を示した。
ここから先は
2,219字
¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?