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福岡大臣・介護職員処遇改善「令和8年度以降の対応については、その実態を把握し……」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和7年1月6日(月)第1375号*****
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福岡大臣・介護職員処遇改善「令和8年度以降の対応については、その実態を把握し……」
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政府は、昨年末の12月27日に「令和7年度予算の概算」(=予算案)を決定した。今月(1月)24日に召集予定の通常国会で議論される。これに先立ち昨年12月25日に福岡資麿厚生労働大臣は、加藤勝信財務大臣と厚労省予算案の「大臣折衝」を行った。
この中で福岡大臣は、折衝事項として「介護職員等の処遇改善」を取り上げたことに触れた。大臣折衝後の記者会見の冒頭発言で明らかにした=写真は12月20日の会見の様子。厚労省HPより。具体的には「令和6年度の報酬改定および補正予算で措置した施策による効果について――」
「その実態を把握するとともに、令和8年度以降の対応については、実態把握を通じた処遇改善の実施状況等や財源とあわせて、令和8年度予算編成過程で検討することとした」と述べた。
またこの会見では「高額療養費制度の見直し」も折衝で議論したことに触れ「見直しについては、恒常的に発生する保険料負担の軽減を図りながらも、その『セーフティネットとしての高額療養費をしっかり堅持していく』という観点から実施する」等と指摘した。
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