全国的に「流行入り」したインフルエンザ、今週も「微増」するも地域間で「差」が……
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*****令和6年11月15日(金)第1345号*****
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全国的に「流行入り」したインフルエンザ、今週も「微増」するも地域間で「差」が……
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厚生労働省は先週金曜(11月8日)「全国的に、今年もインフルエンザが『流行シーズンに入った』と考えられる」と発表したが=弊紙11月8日号で既報=今週も新規感染者数が、先週と比べて「微増」した。
厚労省の本日(11月15日)の発表によると、インフルエンザの感染者数(11月4日~10日)は「定点把握」で、全国総数が「1.06」だった。先週「流行入り」宣言した際の「1.04」から、わずかに増加した。
一般的に「定点把握」の感染者数「1」が「流行の目安」とされるが都道府県別にみると、これを超えたのが今週は12都県だった。このうち8県が中国・四国・九州地方=表・厚労省発表資料より。黄色と緑色のラインマーカーは、弊紙による加工=で、これ以外は静岡・東京・神奈川・千葉が「1」を超えた。
ただし、全国に先がけて「1」を超えた九州各県では、すでに「減少」傾向を示している県もある。その一方で、北海道・東北地方の7道県は、おおむね「増加」傾向にはあるものの、いまだに「1」を超えておらず地域間で「流行状況の差」が鮮明になっている。
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