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介護事業者の倒産・今年上半期「81件」、これまでの「58件」を大きく上回り「過去最多」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年7月4日(木)第1258号*****

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介護事業者の倒産・今年上半期「81件」、これまでの「58件」を大きく上回り「過去最多」
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 介護事業者の、今年上半期(1~6月)の倒産が「81件」と「過去最多」を記録した。これまでは2020年の「58件」で、これを約1.4倍も上回り「過去最悪」のペースで推移している。大手信用調査会社の東京商工リサーチが本日(7月4日)発表した。

 「81件」のうち訪問介護が「40件」、通所介護・短期入所が「25件」と、この2業種で80%を占めた=グラフ・東京商工リサーチHPより。赤・緑・黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。介護事業者の倒産が「急増」している要因として「業績低迷で人員増が困難な事業者も多く、人手不足の解消が遅れる悪循環に陥っている」等と分析している。

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