訪問介護の基本報酬引き下げ「結果として『確実に賃上げに繋がる仕組み』に組み替え…」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年2月19日(月)第1167号*****
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訪問介護の基本報酬引き下げ「結果として『確実に賃上げに繋がる仕組み』に組み替え…」
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次期介護報酬改定で、訪問介護の「基本報酬引下げ」が、介護業界の内外で大きな波紋を呼んでいる。一方で、先週水曜(2月14日)に決まった診療報酬改定では、初再診料や入院基本料など「基本料にあたる部分から引き上げた」と、異なる結果となった。
先週金曜(2月16日)の会見=写真・厚労省HPより=で、武見敬三厚生労働大臣は記者からこの「差」を問われ、介護報酬も診療報酬も「賃上げの確実な実現が共通の目的だ」等と述べながらも、訪問介護については「介護全体の、保険料・財源の配分を再度見通した結果」等と釈明した。
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