マイナ保険証「アナログからデジタルに変わることは、心のバリアのようなものが……」
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_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年6月5日(水)第1237号*****
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マイナ保険証「アナログからデジタルに変わることは、心のバリアのようなものが……」
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今年12月2日から現行の健康保険証は発行されなくなり、原則的に「マイナ保険証」に移行するが、その「期限」まで残り半年を切った現時点で、直近(4月)のマイナ保険証の利用率は6.56%と「低迷」している。
その一方で、政府は「利用促進」を図るために様々な活動を展開しているが、この内容に「強引ではないか」との批判の声も挙がっている。この点を問われた武見敬三厚生労働大臣は「強引と受け止められたとすれば、大変残念だ」と述べた。
また「マイナ保険証は、これからの我が国の医学・医療を進歩させるために不可欠で、重要なパスポートだ」等と指摘した上で「特に私くらいの年代の方は、アナログからデジタルに変わることに、心のバリアのようなものがあると思う」との考え方を示した。
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