「コロナワクチン接種が原因で『多くの方が亡くなっている』というのは『誤情報』……」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和６年11月１日（金）第1335号*****

◆◇◆◆◆─────────────
「コロナワクチン接種が原因で『多くの方が亡くなっている』というのは『誤情報』……」
─────────────◆◇◇◆◆

　新型コロナのワクチン接種に関する情報で、厚労省はホームページ等で、今年３月まで「『ワクチン接種が原因で、多くの方が亡くなっている』との指摘は『誤情報』だ」等と発信してきた。

　この「誤情報」との表現を巡り、先週金曜（10月25日）と今週火曜（10月29日）の２回に渡る会見で、記者から「見解」を問われた福岡資麿厚生労働大臣は、29日の会見＝写真・厚労省ＨＰより＝であらためて――

　「（国民を）ミスリードする可能性があるような情報について『幅広く注意喚起する』という観点で言えば、その立場（＝『誤情報』であるという見解）は、今も（＝今年３月以降も）変わらない」と指摘した。

　記者は、25日の会見で「10月22日の厚労省の発表で、新型コロナワクチンが原因とされる死亡認定数の合計が878名となった」ことを取り上げ、今年３月まで厚労省が「誤情報」と指摘していた内容について、あらためて福岡大臣の「見解」をたずねたもの。