厚労省・今冬の感染症、インフル・新型コロナに加え「マイコプラズマ肺炎」も注意喚起
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*****令和6年11月14日(木)第1344号*****
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厚労省・今冬の感染症、インフル・新型コロナに加え「マイコプラズマ肺炎」も注意喚起
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直近で、インフルエンザが全国的に「流行入り」=弊紙11月8日号で既報=し、新型コロナも「今後、感染者数の増加が見込まれる」なか、厚労省は「マイコプラズマ肺炎」の流行にも注意を促している。
「マイコプラズマ肺炎」の患者数は、平成11年に現行の調査手法となって以降、直近で「過去最多」を記録している。厚労省は10月8日に、都道府県等に宛てて事務連絡を発出し「手洗いや咳エチケット等の感染予防策の普及啓発にご協力頂きたい」と要請した=画像・厚労省発表資料より。黄色と緑色のラインマーカーは、弊紙による加工。
「マイコプラズマ肺炎」は「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することで起こる呼吸器感染症で、小児や若い人の肺炎の原因として比較的多い。例年、患者として報告される事例のうち約80%は14歳以下だが、成人の報告もみられる。
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