処遇改善の「新加算」で「最上位の取得が6割程度なのは『介護福祉士等の配置』が困難…」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年11月21日(木)第1349号*****
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処遇改善の「新加算」で「最上位の取得が6割程度なのは『介護福祉士等の配置』が困難…」
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今回の介護報酬改定で、それまで3つあった介護職員の処遇改善加算が一本化され「新加算」としてスタートした。その取得状況を福祉医療機構(WAM)が調査したところ、上位の「新加算」(1)(2)の取得率が、各サービス種別で8~9割を占めた。
ただし、最上位となる「新加算」(1)だけみると、特養が79.6%なのに対し、通所介護は58.0%、訪問介護も61.2%と「約6割程度」に止まっているなど、サービス種別により大きな「差」が生じている=グラフ・WAM発表資料より。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
WAMではこの要因を「新加算」(1)の取得に必要な「キャリアパス要件5(=介護福祉士等の配置)は、クリアが困難な算定要件と推測される」「これらの算定要件は、少しハードルが高いという見方もできる」などと分析している。
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