21/10/13 BJJリリースツアー新木場
梅田サイファー
ビッグジャンボジェットリリースツアー
ユーセンストゥディオコースト
配信までありがとうございました。長いけど、最後のコーストの記憶を残しておきます。「最高!たまらん!ありがとう!」って叫びたいだけ。
ど平日の水曜日、午後半休にて新木場へ。コースト空港までは長旅。先日、pekoさんが「コーサクさんとデートなうに使っていいよ」っていうゴンチャデートの写真をくれた。それにつられて駅のゴンチャでホットの紅茶をゲットし、駅のホームで早速一口。うわ、熱くて全然飲めない…なかなか中身の減らない紙コップを片手に、電車に揺られる。
ようやくお茶もぬるくなって丁度空っぽになったところで、新木場到着。天候は降ったり止んだりの雨。最初で最後の新木場フライト。駅周辺を歩くと、まだ時間が早いせいかビジネスマンの風貌の人間は私だけだった。落ち着かず、そわそわしてしまう。16時半頃、物販に事前チェックインを済ませて、BJJタオル・tella 「Anxiology」・テークエム「THE TAKES」を購入。タイミングが合ったフォロワーさんにご挨拶。ロッテリアにいた友達の向かいに滑り込んでハンバーガー。旅は道連れ、旅の前には腹ごしらえ。
待ちに待ったビッグジャンボジェット機に搭乗。整理番号16という神番号を引いてしまった。帰ってきた東京華金no.58でKBDさんに「UN」を分けてもらったからか、各ソロ現場でヒプマイ提供曲にサインもらいまくってたからかな…御朱印巡り、まだまだ続けよう。
ありがたいことに、なんとか上手側の最前、お立ち台前をゲット。柵があるかどうかで疲労感と安心感が大きく違ってくる、なんて当たり前のことを書きたくなるくらい、当たり前が当たり前じゃなくなってる。開場中のBGMはDJ SPI-Kさんによる「それぞれのソロもチェックしてくれよな」と言わんばかりのmix。たぶん1時間くらいで一周してるのかな。しっかりふぁんくさんが入ってる。Dr.フランケンシュタインのベース音がブーンと響いて、綺麗な鳴り方をしている。時々ちょっとだけ音が飛んでて心配になる不整脈。
円陣の声が轟き、DJ SPI-KさんとCosaqu先生がスタンバイ。じわじわと温度を上げていくフロアの期待感。何度も何度も繰り返し聴いたイントロ。服部緑地公園の配信公演を思い出す。MC入場、横並びになるだけでもう最高。カメラの画角に全然入らなくて諦める録画。目で観ることを決意。最初に上手のお立ち台に上がってたのはKOPERUさんだったかな…ステージが高いから、台の上はものすごく見上げる形になる。うーん首が持たないな…と目線を下ろすと、あら、それは大牟田のインスタライブでも話題になってたファミマ靴下!(am/pmが出たらしいですね)
1. ビッグジャンボジェット
KZさんの口上を、ケニさんのアカペラが引き取って、しっかりと地面を踏みしめてから、上空へ離陸していくBJJ。1回目のOSCAさんパートからもうテークさんのハモりで、ライブ版は演者側のテンションも高度1万メートルだと即理解。一緒に飛ぶだけ。明日の筋肉痛?知らん、気にするやつは一昨日来やがれってんで。新木場、我が下町。宵越しの銭と体力は持たない。畳み掛けるマイクリレーの多幸感で、すぐにもう天まで。
2. スペースインベーダー
レトロな宇宙船を搭載しているBJJ。
超小型ドローン登場。なんだかドローンちゃんの見た目がインベーダーゲーム👾みたい。「聴いたことない音でshake your body」で踊ってたらkoperuさんと揃って嬉しい。
跳ねるハッチさんの首元にぺぺちゃん。5人揃ったJapidiotは伸びやかで、個性とスキルが尖ってる。
3. 無敵ライクセブンティーン
テークさんのフックが続くけど、全然違う美味しさがあるこのM2→M3。手の振りもにこにこ全力でやっちゃう。ケニさんだけ振り方がギャルくて可愛いので今度それ真似します。あとは、「やっぱ俺ら最強やんなあ」でうっかり手を挙げ損ねたことを白状します。挙げたかったのにミスった。
4.急かされるのはよくないぜ
KennyDoes「まだ書いてるまだ書いてる🖊」からスタート。最初のフックの「明日のレック何時からー?」がRさん1人になるのもいいすね。teppeiさんの「睡魔isカミン 納期isカミン 何も思いつかへんからとりあえず仮眠」は仕事の時によく頭をよぎります…。KAT-TUNみたいにギリギリで生きてたいタイプ。背中押してもらえてる応援ソング。前回の反省会も虚しくリハ間に合わなかったRさん。オーベルジーヌ食べる時間あったのかなあ…。
数々の戦いが行われてきた戦地コースト。
MCで総合司会😎さんを呼び込んで今日もバトルスタート
5. リズム天下一武道会
各バースを受け続ける総合司会さん。マイクを通したラップが攻撃になる…これこそがヒプノシスマイクですね(違)。全員分の紹介前口上聴きたいなあ。あとは他のメンバーもバース蹴ってほしいなあ。フックは「5人」のままで少しホッとした。全員に合いの手入れられるRさんリズム感がバケモン。
アウトロのケニさん「俺のビートっ!」👏
6.レインメーカー☔
地下格闘技場並みにMCを取り囲むM5から一転。
コーストのステージにMCはコッペパンだけという絵面が強い。フックの合いの手の「what what」がタフでカッコイイし、音が限りなく揃うコペRたまらん。
コペさんの隙間をスッとスマートに埋めるケニさん。こぼれ球も意地でも絶対に逃さないぜッシャアッ…!に目の前で拍手できて嬉しかったです。
最後はCREAMで。Dollar dollar bill yo!
なんていうかthe three rain makers reigned over the show!
7. HEADSHOT pt.2
ビートが好きすぎるヘッショ2。会場でしか味わえないベース音に頭を振りまくるしかない。テークさんバース。その後上手のお立ち台でしゃがんでくださったので、近かったのに、頭吹っ飛ぶくらい振ってたからほとんど見えてない…。あと膝も使って腕を振ってたので、足の筋肉痛がやばかったのはこの曲のせいだと思う。ここがようやくpekoさんワンバース目。Cosaquさん💪
8.Future is...
服部緑地でライブ曲としての未来を勝ち取ってるFuture is。細かいマイクパスでそれぞれがキラッキラと光る。コペさんのフリーズもキマってた〜!実はマニピュレーターゾーンにはpekoさんが立っており…?
9. ドリフィニ
アマラジコンビのMCを経て…シュッポ♪シュッポ♪なぜか汽車ごっこで登場。予想では東京湾まで密漁船に忍び込んでくるっていう設定かなと思ってたのですが、まさかの陸路でした。下ネタしない宣言(ミッフィー)、ガマンできたのは2秒。早。SPI-Kさんが手を振る方向を指示してくれてめちゃ親切。ヨシハルさんもライブアレンジ入れてくれて盛だくさん。ネピアさんが去り際に(キモチヨカッタ)って言ってて良かったです。良かったって何だ。最後に森さんごめんなさい。
10.梅田ナイトフィーバー'19
EPから大好きだけど、死ぬほど聴いてるFIRST TAKE版音源。それも物足りなくなってしまいそう。コペさんのオクターブ下をペコさんが支えてんのたまらなく好きなんだよなあ。大きなミラーボールの下で皆で踊る、そんな夜がもうかけがえの無い時間。それぞれの夜と、それぞれのディギモ。
11.トラカス
温度差ファーストテイクコンボ。強い赤色の照明で他の色の彩度も全部吹っ飛ばされて赤と黒だけになる。嗤うKZさんバースは映画的な魅力がありますよね。最後客席も「トラ!ボルタカスタム!」って叫びたいよ…こんな「make some 拍手」するしかない状態でもこちら側の熱がステージまで伝わっていたらいいな
12.新曲1
ボムのお時間💣ビートはケニッ
いえっせっしょー(仮) (絶対平仮名じゃない)
バースで切るしてバースデー気分…!KBDさんかっけ〜!踊る踊る踊る踊る踊る、そしてまさかのリタルダンド、フェードアウト、アカペラ。リリースが待たれる…
13.Now on Air
この曲自体がラジオみたいにどんどん曲が展開していくけれど、ライブ版は音源と違う音が声がたくさん聴こえてくるから、どんどんリズムの取り方が変わっていって、ステップが続いていく。ひたすら聴こえて来る音に身体を反応させる。ただ1音1音に応えて踊り続ける。いつの間にか世界には自分と音楽だけになる。ラジオと音楽と自分だけの夜。
14.もぬけ
散々踊って辿り着いた先。すれ違いで倦み疲れ果て、ぽっかりと虚ろな心。テークさんが後ろから寄り添ってくれるライブバージョン。pekoさんのインライのトラック解説を思い出す。鼓膜に直で届く空白の『そろそろ先に行くね』。秋も深まるひんやりとしたこの日の空気、寒い季節に合う曲。1番録画で聴いた曲です。
15. Highway Lights (追記変なURL付いちゃったんですけどなんでも無いですスミマセン!)
白い息、駆ける高速。pekoさんからスタートすると軽やかに滑るようにスピードに乗って走っていく。コーラさんバースはいつもよりライトで白々しくなっちゃたけど…首都高みたいでキレイだったな。免許は取れよ、は本音。乗ったら飲むな飲んだら乗るな、も本音。KZさんがミラちゃんぶつけてんのに笑った。味園はキャンセルじゃ!どこからか撃鉄を起こすSE笑 Rさんの運転も付き合ってくれるのはケニ教官。あんぜんうんてーん、お願いします。
16.新曲2
ボム2発目。UCが熱さで泣かしに来た…。pekoさん、KZさん、teppeiさん、OSCAさん、GAGAさん、たうさん。ショウ・マスト・ゴー・オン。まだいける。私も…?背を押してくれてありがとうUC。頑張ったりアツくなったりすること、やめなくていいよって示してくれてありがとう。
16.No.1 Player
客席皆で高く掲げた一本指。素直なライトとドラムに笑顔と涙が映し出される。世界で一番暖かい空間。いやー、汗かいたわー。汗だから。
17.マジでハイ
ようやく聴けたRさんアカペラ、KZさんバースの最後でケニさんが降ってきた。ラピュタでも空島でもないのに、目の前に人が降ってきた。御本人と我々も一瞬何が起こったか分からなかった。かなり高いのにお怪我なくて良かったです…!マスクするとこういうときコミュニケーションとれなくて不便だな…。フル馬力のフックの厚みがたまらない…ここの音源欲しすぎる…人数が増えてもミックスが綺麗…
Rさんの「トリップアドバイザー」っぷりも、今回の「旅」を楽しくしてくれた要素の一つ。
18.いつかまた
オスカさんとハッチさんとコペルさんが肩組んで揺れているのに合わせて私もゆらゆら。
コーラさん前のケニさん「行けっ」が優しいなあ。
もうteppeiさんはtellaさんに向かって歌いかけていて、胸を打つ…。さよならは聞きたくない、。「かえんのいややー」に合わせて、私も手すりにしがみついて「いーやーやー」とじたばたしました。大人ですが元気に2時間踊りますし、踊りきった後にまだ帰りたくないって元気にダダこねます。
楽しかったロングフライトが終わり。家に帰るまでが旅。機体は新木場を飛び立って西へ。帰らないと次の旅は始められない。結局、声を出せるようなライブにはならなかった。完全版のコールアンドレスポンス有りの「BJJ」は誰も聴けなかった。離れた人に巡り会えることもあれば、戻ってこない別れもある。コーストは閉まった。それぞれがそれぞれの傷を抱えつつ、異常な日常だけが止まらない。背中を支えてくれる音楽と、近くにいてくれる仲間と共に、1歩ずつ踏みしめる。「いつかまた」という言葉を信じて、次の夜を夢見ている。