名古屋産業振興公社 ―企業のチャレンジを支援します―
はじめまして、名古屋産業振興公社広報担当の荒木です。
私たち名古屋産業振興公社は、その名のとおり名古屋市内の産業振興を目的として設立された団体です。
中小企業の皆様を応援するため、日々さまざまな事業を行っているのですが
「より多くの中小企業の役に立つため、私たちの取り組みをもっと広く、分かりやすく発信していく必要があるのでは?」と考え、新たにnoteを始めることになりました。
第1回目となるこの記事では、私たちが行っている事業について簡単にご紹介していきたいと思います。
1.名古屋産業振興公社ってどんなところ?
2.何をやっているの?
3.このnoteで発信していくこと
1.名古屋産業振興公社ってどんなところ?
名 称:公益財団法人 名古屋産業振興公社
所在地:名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
設立年月日:平成8年2月1日
代表者:理事長 下山 浩司
私たちは名古屋市の産業振興に寄与することを目的に設立された団体で、主に中小企業者の皆様を対象に「産業技術の研究開発の促進」、「産業に関する人材の育成」、「経営の支援」、「経済交流の促進」など総合的な支援事業を行っています。
2.何をやっているの?
名古屋市内6か所の拠点において、さまざまな支援事業を行っています。
①新事業支援センターでは
≪経営相談≫
中小企業診断士、ITコーディネータ、税理士、弁理士などの専門家が中心となって経営や創業に関するお悩みを解決するための支援を行っています。
予約制の窓口相談(無料)のほか、小規模企業への訪問相談や、専門家派遣を行っています。
≪インキュベーション施設の運営≫
起業家やスケールアップを目指す企業を支援するための公的賃貸オフィス(nabi/金山、nabi/白金)を名古屋市内2か所で運営しています。
さまざまな広さのオフィスを設置するほか、創業5年以内の方には賃料・共益費を減額するなど、創業間もない企業にも利用いただきやすい環境を整えています。
(nabi/白金・nabi/金山)
②研究推進部では
なごやサイエンスパーク(名古屋市守山区志段味地区)に集積した研究機関、大学、企業の研究者との連携交流を目的に作られた「サイエンス交流プラザ」を管理運営するほか、中小企業のものづくり基盤技術の高度化を図るため、中小企業や研究機関などが共同で行う研究開発事業の管理運営などを行っています。
③工業技術振興部では
生産現場における技術的な課題の解決を支援するため、中小企業からの依頼に応じて経験豊富な指導員を派遣しているほか、中小製造業の若手技術者が各種技術の基礎理論や応用知識を習得できる研修を企画するなど、ものづくり現場に寄り添った技術支援を行っています。
④展示会事業部では
当地域の産業経済の活性化に寄与するため、「ウェルフェア~福祉・医療・健康の総合展~」、「中部ライフガードTEC ~防災・減災・危機管理展~」、「建設技術フェアin中部」、「次世代ものづくり基盤技術産業展 ~TECH Biz EXPO~」といったさまざまな分野の見本市・展示会の企画、運営を行っています
⑤営業企画部では
≪催事会場の提案≫
展示会やイベントの内容・規模に応じ、中小企業振興会館(千種区吹上)やデザインホール(中区栄)と連携し、最適な会場のご提案などを行っています。
(デザインホール)
≪ファッション産業の振興≫
ファッション業界における新しい才能の発掘と育成のため、「ナゴヤファッションコンテスト」を名古屋市、ナゴヤファッション協会とともに開催するほか、海外4都市(ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ)コレクションのトレンド情報に関するセミナーなどを開催しています。
⑥中小企業振興会館では
中小企業振興会館にある「吹上ホール」、「第1ファッション展示場」、「第2ファッション展示場」などの管理運営を行っています。
吹上ホールは都心では貴重な5,327㎡の広さを誇る展示スペースで、多くの見本市や展示会で利用されています。
(吹上ホール)
(第1ファッション展示場)
(第2ファッション展示場)
3.このnoteで発信していくこと
以上のように、無料の経営相談や専門家の派遣、研修の企画開催など、私たちは中小企業の皆様を応援するため、さまざまな事業を行っています。
このnoteを活用することで、これらの事業に関わる職場の姿や想いを写真や動画で分かりやすく発信することで、チャレンジする中小企業の皆様にとって、より身近な存在になっていきたいと考えています。
次回からは、各部署の事業をより分かりやすくお伝えしていこうと思いますので、ぜひご覧ください。
今度とも名古屋産業振興公社をよろしくお願いいたします。