アパートでドルビーアトモス、我が家のホームシアター。【画面サイズより高画質】編
遅くなりましたが【画面サイズより高画質】編です。
前回の記事【アパートでドルビーアトモス】編では音に関してドルビーアトモス等について触れた。
さて今回は【画面サイズより高画質】編ということで、その理由と僕基準の画質の良さとは何かということを書いていこうと思う。
順番としてはまず先に僕基準の画質の良さについてから書いていく。
(*簡潔に書かず脱線を繰り返すため結果だけが知りたければ飛ばしながら読むことをおすすめします)
まず先にこの記事を読んでいるあなたが思う
いい画質とは何か考えてほしい。
4K、8K、有機EL、液晶、HDR、といろいろあるだろう。
4Kだからすごくてキレイなんでしょ?今は有機ELがいいんでしょ?という声が一般的だろう。
職業柄TVを売るときによく言われることである。
4K8Kが綺麗は本当にそうなのであろうか?
まず4Kや8Kはざっくりいうと点の数、画素数、である。
もう少し簡単に言うとテレビの画面の中に何個の色を出す点があるかというのを表している数値である。
嚙み砕いて理解できるように言うとしたら、テレビはめちゃくちゃ細かいドット絵なのである。例えば、縦3マス×横3マスは合計9マスの正方形ができる。これが縦9マス×横9マスになれば合計81マスの正方形ができる。
正方形は縦横の比率が1:1の関係であるのは理解できるだろう。これが16:9になったのがテレビである。横16マス×縦9マスで合計154マスの倍数が2K(1980×1080)、4K(3840×2160)、8K(7680×4320)、となっているわけだ。つまりは、このテレビの画面の中には4Kの点の数がありますよ!と表記する数値なわけだ。ということは、1つの点の色については指定が一切ない。つまり、真っ白だろうが真っ黒だろうが白黒だろうが上の基準を満たすことができる。
俗にいう発色がよくて色が綺麗とは無縁な話なのだ。
上のことから画質が良い=画素数の数ではないのである。
これは写真についてもいえることであるが、僕が思うに本当にきれいなものを作るにはカラリストやグレーディングする人の腕が大切なのである。
ここまで書いたのを読んだあなたなら察すると思うが、僕が思う画質が良いは色に関係しているのである。
じゃあ何を見たら色が良いかどうか判断できるの?となるだろう。これについてはこの後で書いていく内容でわかるだろう。
今回は単語のみの登場となるがHDRがとても大切な規格なのは間違いない。
テーマでもある高画質(僕基準)にある程度理解をしていただけたと思うので、ここからは本題の画面サイズについて書いていく。
家を映画館みたいにするとなったら大画面テレビかプロジェクターと思う人も多いと思う。
テレビの選定方法も後々書いていくが、僕の理想としては大画面テレビ、REGZAの100Z970Mを使いたい。アパートとなれば置き場所なんてまずないし、あったとして100万円を超えるテレビなんて現状買えたものではない。そうなると省スペースで大画面となるとプロジェクターと行きつくが今度は高画質に引っかかる。
少し話は戻るが色というのは光(画面の明るさ)が出れば出るほど画面が明るければ明るくなるほど何色もの色を出すことができ、より現実に近づける事が可能となる。
色の綺麗さを求める僕としては明るさが出ない格安プロジェクターや明るさは出ていてもまだ物足りない最上位機種ではダメなのだ。そうなると選択肢はやはりテレビになる。ただテレビの中でも液晶やら有機ELやらパネルの種類も色々とある。
パネルの特性上明るさの出ない有機ELは僕的には選択肢から外れていく。となると液晶テレビだ。ただ今現在テレビの液晶にも2種類あり、今まで通りの液晶パネルとここ数年で普及してきたminiLED液晶だ。この二つの違いもやはり明るさにある。では明るい方を選ぶのが筋であろう。そこで調べてみるとminiLEDテレビの現状販売されているテレビで一番小さいのは55インチだ。入ることは入るがデカすぎる。それに金額としても10万はしてくる。さてここまで読んでもらうとなかなか厳しいように感じるだろう。
なるべく値段は抑えて良いものを買いたい。誰でも思うことだろう。だがやはりそれにも限界ってものがある。どこかで折り合いをつけなければどうしようもない。
では先に結論を書こう。僕はテレビというのを諦めた。どういうことかというと、最終的に僕はPC用モニターを選んだのだ。前提の条件として•値段はそこまで高くない•画面の大きさは小さいほうがいい•miniLEDパネルがいい、となっている。こんな賞味期限が切れた婚活おばさんが出すような贅沢条件にあうモニターが存在する。
今は販売していないが、僕が手に入れた当時はINNOCN社の27M2Uというモニターが最強だった。現状で販売しているもので買うとしたら27M2Uの後継機である32M2Vか27M2Vであろう。値段を無視してしまえばASUSが販売しているPA32UCGが最強だろう。
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
まとめに入ろうと思います。
今回の記事では画面サイズよりも高画質ということで、高額miniLEDパネルTVを買えば実現でき、画面サイズと高画質を両立することができる。が、やはり現実味がないのは誰もが感じるだろう。なので僕はテレビではなくPC用モニターで高画質を楽しむ事にした。
また次回の記事も読んでくれると嬉しいです。