12/12(日) 中山ダ1200m 予想 中山1,3R カペラステークス
こんばんは。仁王です。
土曜日のレースは1/2的中で最低限の仕事はできたかなと思います。
1Rの未勝利戦は前3頭での決着。10RのアクアラインSはチェーンオブラブが35.0の脚を使って差し決着。以前まとめたように「レベルが上がるほど差しが決まるようになる」の典型的な形でした。
分かってるなら馬券買えよと。。。チェーンオブラブは無理でしたぁ!!
午前中の未勝利戦2レースは前残り狙いでいきます。カペラSについては、差し決着も含めて考えていきます。
中山1
◎1ビップアクア 小林凌J 51kg
重馬場とはいえ1200を1:11秒台のタイムは未勝利レベルを超えている。テンもメンバー中では速いので、内枠を活かしてしっかり前に出せれば勝ち負けできる。前走は最後が甘くなっての4着だったが、2着だったスズカコテキタイ、6着だったバイハリウッドはすでに勝ち上がり、3着だったミラビリスはずっと好走を続けている。ここは軸として信頼していいだろう。
○10プリーチトヤーン 石川J 54kg
新馬戦以降好走を続けている。近2走の東京1300での1:19秒台は未勝利クラスでは好タイム。実力は確かだろう。持続型でジワジワと直線で粘るタイプで、つまり先行できることが必須になるが、実はまだ速いテンを使ったことがないことは懸念点。東京1300は3コーナーまで短く直線が長いコースのため、速いテンを使わなくても先行できるパターンが多い。鞍上がしっかり前に出して行けるかがポイントだが、その点を懸念して2番手評価とした。
▲6ビジョガー 野中J 54kg
前走は体を絞ってきて4着好走。大外から行き脚つけきれず、外の4番手あたりから大回ししてロスの大きい競馬をしてしまった。ロスを少なく捌くことができれば、上位進出可能な走りを見せた。
△15コリコ 勝浦J 54kg
前走初ダート替わりで5着好走。スタート出遅れて後方からの競馬となってしまったが、上手く内をついてミラビリスによりも速い上りを見せた。もう50mあれば4着は捉えていただろう。もともとスタートが遅い馬ではないので、有利な外枠からいいポジションを取れたらチャンスあり。
☆4スズシナーラ 三浦J 54kg
テンのスピード速く、芝スタートを生かして前に出ることができそう。鞍上も低レベル戦では信頼できる。しかし、シルバーステート産駒のダート替わりはあまり成績が良くなく、能力でカバーするだろうという点が割引ポイント。
穴12 クイーンカトリーヌ 石橋脩J 54kg
シニスターミニスター産駒のダート替わり距離短縮。
買い目
単勝 1
馬連 1-6,10,15
6-10
3連複 1,10 - 6,10,15 - 4,6,12,15
中山3
◎16オモイソメル 横山武J 54kg
アジアエクスプレス産駒。テンもメンバー中では速く外枠かつ鞍上横山武となれば、先行してそのまま押し切れるだろう。血統・脚質・枠・距離短縮・鞍上と全て恵まれたため、1番人気だがここは軸として外せない。
○1ペイシャカレン 江田照J 54kg
カレンブラックヒル産駒のダート替わり。母父米国型でさらにダート短距離適性に期待ができる。テンもメンバー中では最速で内枠を生かして前に出ることができれば勝ち負けできる。前走も直線残り200mまで良く粘っており、距離短縮は好材料。
▲2アイアムラベンダー 松岡J 54kg
ドレフォン産駒。アイアムハヤスギル、スゴスギルの妹で、同様のダッシュ力を期待できる。アイアム系の馬は叩いてよくなる印象が強く、2走目の今回は上積みがあるとみる。
△4ナンデフェスティブ
2歳としてはすでに6走目となり、レース経験の豊富さは好材料。前走で東京1300を1:20台で走り、時計的には目途がついてきた。リオンディーズ産駒のダートはそれほど信頼できるわけではないが、近2走ではいい走りを見せている。
☆6クラウンシューター 武藤J 55kg
テンのスピード速く、距離短縮。前走は直線でルミナスフラックスに弾き飛ばされそこからズルズルと下がっていった。その不利が無ければもう少し粘れた印象。3着までならあり得る。
買い目
馬連 16-1,2
ワイド 1-16
3連複 16-1,2,4,6
中山11 カペラS
まずは過去5年のラップを見ていきたい。
2020:良
11.4-10.5-11.3-12.1-11.9-12.6
33.2-36.6 1:9.8
2019:良
11.7-10.2-11.0-11.6-12.0-12.8
32.9-36.4 1:9.3
2018:良
11.8-10.3-11.3-11.8-12.1-12.9
33.4-36.8 1:10.2
2017:良
12.0-10.8-11.2-12.1-12.1-12.8
34.0-37 1:11.0
2016:良
11.8-10.4-11.1-11.9-12.0-13.0
33.3-36.9 1:10.2
過去5年間のラップを見ると一目瞭然なのは、極端な前傾ラップとなっていること。この5年間で2017年以外は全てテン3Fは33秒前半以下のハイペースで、1:9秒台から1:10秒前半の高速決着となっている。
過去の馬場状況はここ5年は良馬場で、過去3年間の含水率はというと、
2020:ゴール前 2.7 4コーナー 2.5
2019:ゴール前 4.1 4コーナー 4.5
2018:ゴール前 3.3 4コーナー 6.9
という数字で、このパサパサのダートでも上記のようなラップで流れるレースとなっていた。
今年もモズスーパーフレアとダンシングプリンスという前を引っ張る存在がいるため、少なくともテン33秒台の速い流れになることが想定される。
前が流れると差しが決まるのがセオリーではあるが、必ずしもそうなっているわけではなく、それぞれの脚質が満遍なく馬券内に入っている。
好走できた馬の共通点として見つけられたことは、
・過去にテン3Fが33秒台のレースで、1:9秒台から1:10秒前半のタイム持ち
ということ。これを踏まえた印は以下の通り。
◎1リュウノユキナ
○4ダンシングプリンス
▲13トウカイエトワール
△3アポロビビ
☆8ロイヤルパールス
✓14ディサーニング
✓7ミッキーワイルド
✓16モズスーパーフレア
✓15ミッキーブリランテ
以下見解
◎1リュウノユキナ 石橋脩J 57kg
想定1番人気だが、この馬の強さは一つ抜きんでている。圧巻だったのはジャニュアリーSで、前半32.9のハイペースを好位で追走し、コーナーで番手を上げ、上り36.2を使って1:9.6のタイムで勝つという異次元の走り。実力を発揮すれば盤石のレース運びで勝つだろう。ジョッキーの乗り替わりだけが懸念要素だが、そこは馬の力でカバーしてほしい。
○4ダンシングプリンス 三浦J 56kg
万全の態勢であれば、リュウノユキナに実力は劣らない。前走では重馬場とはいえ、前半を33.6秒で逃げながら、後半を35.6で走り1:9.2のタイムとこちらも異次元。昨年のカペラSでも33.2の前半を2番手で追走しながら、3着に粘りこんだ。8か月の休養明けだけが大いに懸念点だが、馬の能力の高さで乗り切れるとみる。
▲14トウカイエトワール 石川J 56kg
ヘニーヒューズ産駒。2走前では重馬場ではあったが、33.0の前半を2番手追走し1:9.9のタイムで勝利。3走前は良馬場で33.9の前半、1:10.8のタイムと少し基準より劣るが、ポテンシャルを考慮して3番手評価とした。というのも坂路中心の調教の過程がこれまでと違いCWを入れてきている。しかも7F追って充分に乗り込んできた。いつもと違う刺激により、成長することを期待。
△3アポロビビ 吉田豊J 56kg
前走のながつきSでは9着に敗れているが、これは勝ち馬とわずか0.3秒差で大接戦のレースだった。この時休養明けだったためいつもの上りの速さを使えなかったことが原因だろう。このレースは前半33.1秒であり、本馬のタイムは1:10.5と充分に速い時計を出せている。総前崩れになった場合に差して来れる馬筆頭はアポロビビだろう。
☆8ロイヤルパールス 宮崎J 56kg
まだ記憶に新しいのは2走前のながつきSだろう。誰もこの馬が中山の良馬場で1:10.2のタイムで勝つとは思っていなかったはずだ。今回も同条件で1発を期待したいことろではあるが、枠が中目に入ってしまったため、揉まれは必至。上手く捌ければ。
✓14ディサーニング 横山武J 56kg
✓7ミッキーワイルド 田中勝 56kg
✓16モズスーパーフレア 松若 56kg
✓15ミッキーブリランテ 菅原明J 56kg
買い目
単勝 1
馬連 1-3,4,8,13
3連複 1-3,4,7,8,13,14
勝負するなら
3連単 1-3,4,8,13