新潟ダ1200m 今開催ここまでのまとめ 最終週に向けて!
こんにちは。仁王です。
いよいよ新潟開催も来週で最後ですね。最終週で有終の美を飾るために、今開催の傾向をまとめておきたいと思います。本来なら今年いっぱいの傾向まとめたかったのですが、時間が足りずデータ集めている途中なので、そちらは来年の開催前までに仕上げます。あくまでも今開催の18レースだけの傾向ということでご理解ください。
傾向
人気別
ここまで3週間でダ1200は18Rありましたが、1番人気が10勝でかつ馬券内を外したのが2Rのみ。圧倒的な成績でした。同様に2番人気も半分以上馬券内に入ってきており、固いレースがほとんど。基本的に荒れることが少ないと言われていますが、今開催は特にその傾向が顕著に出ているようです。馬柱から分かりやすい情報、つまり実績・タイム持ちを重視していけば大崩れはしないということでしょう。
脚質別
脚質では、やはり基本通り逃げ・先行が有利なのは間違いない。4角4番手以内にいる馬が約6割近く馬券内に入ってくる。とはいえ、思ったより差しが効いているなという印象はありますね。人気は前からいける馬に集まっていくので、この約3割の差しをうまく捉えることが回収率を上げるポイントでしょうか。10番手以降に付ける馬はほぼノーチャンス。出遅れ癖のあるピンパー馬は避けたほうが無難ですね。
脚質+馬場
では馬場との組み合わせではどうだったか。
良馬場だったのは開幕週の7レースだったのですが、ここでは圧倒的に逃げ馬が優勢でした。良ではとにかくハナ!その後ろに付ける馬たちは、もっと前目が有利かと思ったら中段からの馬も同じくらい来ています。ハナに立つのは有利だが、それができなければあとはフラットなので、とにかく先行馬!という先入観は捨てたほうがよさそうです。
雨が降って馬場が軽くなってくると、ハナで押し切り勝ちすることが難しくなってくるようです。好位からの抜け出しが最も効いています。気を付けるべきなのは、差しも良馬場と同程度入ってきていること。馬場が軽くなると前が止まらない、と言われていますが、少なくとも今開催では雨が降っても差しを軽視してはいけなかったということです。
脚質+レースレベル
レースレベルに注目するとどうだったかというと、未勝利・1勝クラスまでは従来通りの前有利。
しかし3鞍あった特別レースはといえば、すべて差し馬が勝利しています。
ダート短距離では前に行ける馬が強いので、レースレベルが上がるとどうしても強い逃げ・先行馬が多くなります。そうなると先行争いが激化し、ハイペースになる。そこへ差し馬が突いてくるという構図のようです。
基本前有利の条件で、特別まで勝ってくる差し馬は実力が高い、ということもあるでしょう。また、特別レースが組まれる時間帯は11R,12Rなので、そのころには馬場が外有利に変化しているということも一つの要因だと思います。
下記が3鞍の特別レースのラップですが、すべて1分10秒台の速い時計でかつ、前半33秒台の前傾ラップということが分かります。
次のレースでは思い切って穴の差し馬を狙ってみたいところですが、今週は残念ながらダ1200の特別レースはありません。しかしこの考え方は他会場でも有効だと思うので、条件が整えば狙っていきたいですね。
枠別
枠別の勝率を見てみると芝スタートのセオリー通り外枠が優勢なようです。しかし馬場状態と併せてみるとどうでしょう。
こうなります。
良馬場だった開幕週の7Rは8枠から馬券内に飛び込んできたのはわずか1頭でした。ところが馬場が軽くなった2,3週目に一気に成績が良くなっています。
芝スタートで外枠に入った馬は、積極的に前に出てくるパターンが多いのですが、良馬場ではいかに芝スタートといえど、大外から前に出てくる際に脚を使わされて、かつ内から主張する馬が数頭いる場合はよほどテンが速くないと内前には入れないため、外を回らされてロスが出る。これが馬場が軽くなるとその分負担が軽くなり、芝スタートの恩恵を十全に受けられる、ということかと推測しています。
今週の予報は晴れ。良馬場が想定されます。この仮説が正しいかどうか、検証してみたいと思います。もちろんサンプル数が少ないことは承知の上ですが。
今週の狙い
今週の新潟ダ1200mは土日でわずか4レース。2歳未勝利が1鞍、3歳以上1勝クラスが3鞍。天候は晴れ。圧倒的に内前有利のレースになると想定します。
ポイントとしては、
・テンが取れる馬
・4角4番手までに入る馬
・1/3の割合で差し馬をいれる
これらを見抜くことに集中したいと思います。
明日には予想noteを上げたいと思います。また遅い時間になると思いますが、よろしくお願いいたします。新潟だけだと少ないので東京も少し入れようかと思います。
それでは明日を頑張って、楽しい土日を迎えましょう!