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都会生活と地方生活の最適な配分
・「地方」「複業」などを選択肢に、あなたはどんな多拠点生活をしてみたいですか?
・多拠点生活にハードルを感じるとすればどんな点ですか?
・都会で働いている方、このままずっと都会で働きたいですか?
日経COMEMOの働き方に関する意見募集にショートコメントながら答えてみたい。
・「地方」「複業」などを選択肢に、あなたはどんな多拠点生活をしてみたいですか?
都会のメリットは希少な資源を集積させ、効率的に経済活動を行うことができる点にあると考える。現状ではかなり行動が制限されてしまうものの、やはり都市におけるメリットは様々な人との出会いと知的交流にあると思う。
アフターコロナにはこれまでよりも在宅勤務などフレキシブルな働き方がしやすくなることは間違いないと考える。従って、多拠点生活においては、平日の一部として金曜日や月曜日と土日の休みを併せて、地方でテレワークしながらワーケーションを楽しむといった働き方であればぜひやってみたい。
・多拠点生活にハードルを感じるとすればどんな点ですか?
例えば都市を中心に働いていてクライアントが都市にいる場合、多拠点生活を営んでいると、たまたま地方にいるときに顔を出す必要が出てきた場合に顧客対応が困難なケースが出てくるため、そこが大きなハードルである。その点、リモート会議が当たり前のこととして認められていれば柔軟に対応しやすいと考える。
・都会で働いている方、このままずっと都会で働きたいですか?
自分自身は都会でずっと働きたいと考えている。住居費や駐車場が高いというデメリットはあるが、経済的・文化的な密度が高いという点が大きなメリットである。自身は地方出身者であるが、大学時代より東京で生活しているため、知人と会う機会が減ってしまうのは難点である。都会8割、地方2割の比率が自分にとっては良いのではないか、と感じる。
幸いなことに、シェアリングエコノミーやクラウドソーシングの進展やテクノロジーの進歩により、ゼロか100かではなく、時間、空間、情報、保有物を、細かい単位に切り分けて自由に取引できるようになりつつあり、今後、よりフレキシブルな働き方やライフスタイルが可能になってくると考えている。それぞれの人々の働く職種や自身の志向そして人生のタイミングによって最適な配分は異なるため、一定の制約の中でより自由に選択できるようになれば良いのではないだろうか。