日本のアイデンティティを育む文化とは?
先月のポストコロナon-line会議
#53「各国のコロナの現状 ~文化芸術の今までと今から~」
https://www.youtube.com/watch?v=jlv7LiHduQ
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今回私が問題意識として取り上げさせていただいたのは『日本が消えていく・・。アイデンティティの喪失』でした。
今回の出演を通して、文化芸術という観点から改めて自分の中に感じてきたものが言語化されました。
自身も、ず~っとアイデンティティが定まらず、軸になるものを外に求め続けていました。出会うものすべてが、なんか違う、あ、これかも!いや、やっぱり違う、今度こそは!・・・やっぱり違和感。
自分がなにものなのか?を語れないと、人に会うのも怖くなるのです。
空っぽの自分がばれないように、これ以上は聞かないで。って、距離感を保ちながら・・・
そもそも、だれもそこまで深く知ろうとしないし、そんな深いコミュニケーションをとる人はいなかったけど。
誰かに頼りたいけど、人に依存しちゃダメ
だから仕事に依存した。
自分という存在を○○やっている私。というふうに、名前を決めつけたかった。
そんな、なかなか自分が定まらない中でも
自己肯定感を感じられる唯一の癒しが、日本の美意識を出会う瞬間だった。
今になって、なぜ自分が定まらず、日本の美意識に何を求めていたのかが分かった。
日本の精神は個人のアイデンティティでおさまるような
小さな器ではなかった。
だから、定まらないというよりは、でっかいアイデンティティがそんな小さな個人レベルのエゴを満たすことにはおさまらないということだった。
大きく和する心。
それが私のアイデンティティ。軸になるものだった。
その大和魂を育む文化が日常の生活の中から消えている。
いや、見えないだけで、眠っている。だから、今こそ、目覚めていくときなんだと。
そんな気づきをいただいた、ポストコロナon-line会議
アーカイブでも見れます。侍精神をもったお二人のゲストが素敵ですので、是非ご覧ください。