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髪を伸ばしたくて毛先を整えるという間違った常識

「髪を綺麗に伸ばしたいならこまめに毛先を整えた方がいい」と美容室で言われたり、いつのまにか当たり前にそういう認識を持っていたりしないでしょうか?

なんとなくそういうイメージがあったり、美容師さんからそういうふうに言われるからそうしていたなどあるかもしれません。

ですが、この伸ばすために毛先を整えるという行為が伸びるのを遅くしてしまっているケースが結構多いです。

伸びるのが遅いのはそもそも髪が伸びるのが遅いのか、ダメージして髪が切れているからなんだと思い込んでる人も多いです。

この記事では、髪を伸ばしたいなら毛先を整えるために切る行為は伸ばすのを遅らせる原因になっているという内容を解説していきます!

なぜ切ってはいけないのか

物理的に考えて髪を切るという行為は髪を短くしているので、伸ばす目的であれば切った分だけ目的の長さまで到達するのを後退させてしまいます。

髪を最短で伸ばすために大事なことは、いかに髪を切らなくてもいいようにするかです。

梳くという行為も切る行為と同義で、髪を伸ばすにあたってはあまりいい手段とは言えないです。

梳くことで毛先から薄い状態になっていき、結局毛先を整えたくなるので、その分の髪は短くなるという繰り返しになります。


髪を伸ばしていく過程で毛量が気になるのであっても、質量的にはこれから伸びるほど増えていくので、伸ばす過程の重さを我慢できないのであれば、途中で伸ばすのを断念する可能性も高いです。

どうしても髪を伸ばしたいけど軽さも求めたい方は、レイヤースタイルなど軽さを求めた髪型もありますし、シルエットのボリュームを減らしたいなら縮毛矯正という手段があるので、美容師と相談してみるといいでしょう。

髪を切らないために必要なこと


髪を伸ばす目的で切らないために必要なことは以下の2つです。

  • 髪を傷ませないこと

  • カットの整合性


それぞれ少し掘り下げていきます。

髪を傷ませないこと


毛先を整えたくなる原因の1つに枝毛や切れ毛といった、ダメージ要因があるかと思います。

ですが、そもそも髪の毛は余程のケミカルダメージ(カラーやパーマ等)を受けなければ、日常的に晒されるダメージ程度ではよっぽどのことをしてない限りそこまで傷みません。

思ってるより意外と髪の毛は丈夫です。

それなりのケアをご自宅でもしていれば、毛先を切らないとどうしようもないという状態には基本ならないはずです。

中にはカラーやパーマをしながら伸ばしていきたい方もいると思いますが、ケミカル的なダメージは美容師の技量にも依存しますし、薬剤も良くなってきているとはいえ、デザインに特化した施術を繰り返していれば無理が生じてくる場合もあります。

ダメージを気にするならカラーやパーマをしてはいけないという話ではないので、ここではダメージに配慮した適切な施術やセルフケアも大事だということを覚えておいてください。

カットの整合性

※特定の人物や店舗などを否定・誹謗中傷するような意図はありませんが、読者(特に髪に困っている人)に伝わってほしい部分ははっきりと思いを書くので、語気が強く感じる部分もあるかと思います。

以上の理解がある方のみ閲覧ください。

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