酸性ストレート
酸性ストレートとは
酸性ストレートとは文字通り酸性領域で髪の毛のくせを矯正する縮毛矯正です。
一般的に縮毛矯正というとアルカリ領域で行う縮毛矯正のイメージが強いかもしれません。
この酸性かアルカリかの違いで髪にもたらす効果が大きく変わってくるというのが今回のミソになります。
アルカリの縮毛矯正では軟化といってアルカリの作用で髪を膨潤させキューティクルなどを開いて髪の内部に薬を効かせます。
この作用は髪に負担をかけるもので、アルカリ矯正はダメージ毛・エイジング毛に対しては不向きなものになっていました。
ブリーチ毛やエイジング毛への白髪染めをさせてる方は美容室で縮毛矯正を断られたり、だんだん昔ほど綺麗に縮毛矯正が伸びないと感じていないでしょうか?
これはダメージやエイジングでキューティクルが既に開いていたり開きやすい状態にアルカリでアタックすることで髪が過軟化してしまい還元しきる前に髪の体力が限界を迎えて、結果的に矯正できなかったりビビリ毛になってしまうリスクがあるためです。
酸性ストレートは髪を膨潤させずにくせの結合だけ切ることができるので、ダメージ毛やエイジング毛でもかけやすい縮毛矯正になります。
酸性ストレートの必要性
酸性ストレートの必要性としては、お客様のニーズの多様化と日本人口の平均年齢が上昇してきていることにあります。
ここ数年、国内の問題としてずっと言われている少子高齢化の背景から、お客様で髪のエイジングや白髪に悩まれている方も増えています。
またそういった悩みの対応や、デザインの好みとしてのお客様のニーズの多様化からも、髪の履歴が複雑化してきていることは否めません。
そんな髪の状態がセンシティブな中、髪に負荷のかかる従来のアルカリ矯正をすることに限界が見えてきたというところで酸性ストレートのニーズが高まってきました。
昔からダメージ毛に対しての調整として実質の酸性ストレートをやってはいたから今更感も否めませんが…
酸性ストレートが向いている人
縮毛矯正をかけたい方で酸性ストレートが向いてる人は以下の通りです。
髪が痩せてきたと感じる方
髪がダメージしている方
白髪染めをしている方
ハイトーンでも縮毛矯正したい方
膨張毛・乾燥毛
アルカリ矯正で失敗されたことがある方
従来のアルカリ矯正では綺麗に伸びきらなかったりむずかしいとされていた条件の方でもかけられる施術になっております。
デメリット・注意点
酸性ストレートのデメリットや注意したいポイントとしては
施術できるサロンが少ない(どこのサロンでも施術できるわけではない)
太毛・硬毛のバージン毛にはアルカリ矯正の方がくせは伸びる
酸性ストレートとカラーの併用については基本的に可能です。
ただし、カラーの同日施術がリスクになるダメージ具合やトーンアップする前提の場合は日を改めてカラーしていただくことになります。
また、直近でカラーした場合も残留アルカリがリスクになるので日をあけて施術することをおすすめします。
もとより縮毛矯正をしていた方が縮毛矯正をやめたい理由に「時間とお金をかけたくない」や「かけ続けるのが面倒」というのはよく言われますが、逆にその部分さえ必要なコストと捉えることができれば扱いやすく潤いとツヤのある髪にすることができます。
まとめ
従来のアルカリ矯正では、シャキンとした硬さが残ったり繰り返すことでダメージの心配があったり、ダメージした髪に対してのアタックが非常にリスキーなものでした。
酸性ストレートではそんな髪に対してもアプローチ可能な、くせ毛に悩める方にとって可能性が広がる施術になります。
ダメージが原因で綺麗なストレートにならないと諦めていた方や歳を重ねたら髪を綺麗に伸ばさないと諦めていた方など、潤いと艶のあるストレートヘアは作れますので、お悩みの方は是非お試しください。