
2021.3.4(木)あなた達をえこひいきしたい
3月4日(木)
今日は外に出かける用事があったのでついでに亀の子たわしのスポンジを買いに東急ハンズへ行くことにした。亀の子スポンジは撮影で出会い、ひとつもらって使うようになってから手放せなくなった。
地元の名古屋ではハンズよりロフトの方が上陸したのが遅く、立地もハンズは久屋大通、ロフトは栄のど真ん中(若者の街)だったということもあり、黄色いビニール袋を「おっしゃれー!」と誇らしい気持ちでぶら下げていたけど、ここ最近はちょっとハンズをひいきしている。
なぜならラジオ「ハライチのターン」のリスナーだからだ。去年の11月、渋谷の東急ハンズの店員さんが至れり尽くせりでめちゃくちゃ優しかったという話を岩井さんがして以来、「やっぱり東急ハンズは優しい」というコーナーが始まり、今年の2月は「ハライチのターン」が東急ハンズ提供になるほどだったのだ。
そんな話を聞いてから、私も東急ハンズの店員さんとのエピソードがあることを思い出した。10年以上前、渋谷の東急ハンズの近所にあった居酒屋「魚屋」のカウンターで彼氏とお酒を飲んでいたら、隣がハンズの店員さんだったことがあった。40代後半くらいのおじさん2人。いつの間にか一緒に話すことになり、おじさんは、
「東急ハンズはさ、絶対に『ありません』、って言っちゃあダメなんだよ。何を聞かれてもありますって答えなきゃいけない。例えば『大根ありますか?』って聞かれたら、『大根でしたら東急ストアにございます』って言うんだよ!!」
と言っていた。おじさんはずっと東急ハンズについて、自分の仕事についてずっと熱く語っていて、このおじさんどんだけ東急ハンズ好きなんだと驚歎した記憶がある。
そのあと私は、撮影の疲れもあってか生まれて初めて路地裏で吐いた。それは今回の話と逸れるので割愛するけど、完全にロフト派だった私の心を鷲掴みにしたのだった。
いつもだったら渋谷駅から近いロフトへ行ってしまうところ、今日は寄り道せず東急ハンズへ向かう。3Cとか4Bとかハンズのフロアはちょっと複雑でエスカレーターもないんだけど、階段の登り降りは思ったほど苦じゃなく、ワクワクが勝る。
キッチン関連のものが置いてある3Bへ行き、亀の子スポンジを探した。食器用のスポンジが売っている棚の周りを3週したけど残念ながらお目当のものはなく、優しい店員さんに聞いてみようと思ったが、万が一「ございません」を聞くことになったら、あのおじさんの言葉が嘘になってしまう。それだけは避けたいので撤退することにした。
そして、渋々ロフトへ向かう。キッチン用品は3階。
めちゃくちゃ展開されてた。東急ハンズの店員さんに聞いたらロフトにございますって言ってくれただろうな。
その後オーディション行って、美味しい菓子パンや洋菓子を買いたいのをこらえて寄り道せずに帰宅した。
いいなと思ったら応援しよう!
