今年の夏休み最後の日記
8月29日(火)
今日は休みだったので歯科医院で定期検診とクリーニングをした。奥歯の詰め物に違和感があったので先生に診てもらうと大昔の銀歯が痛んでいてそこから虫歯になっているとのことだった。いつもちゃんと磨けていると言ってもらえているのに、それでも虫歯ができていることに普通に落ち込んだ。
赤子の時、母親の咀嚼したものを食べていた世代だからさ…。両親ともに歯が強くないらしいからこれは努力だけではどうしようもない。仕方がないね。
その後急いでモスシェイクを買って、急いで電車に乗ろうとしたら残念ながら乗り遅れ、ホームで新国立美術館のチケットを買おうと思ったら定休日だった。火曜日が休みなんだね。テート美術館展にずっと行きたいと思ってて全然行けない!
あとで知ったのだけど、私がとてつもない速さで改札を通り抜けていく後ろ姿を友人に見られていたようだ。
電車が来てしまったのでとりあえず乗って今日やることを考えていたら、ふと脱毛を思いついたのでその場で30分後の時間を予約して初めてのサロンへ。K-POPの話をやんわりとして、ちゃっちゃっと施術を受けて店を後にした。
そして夜は茄子とピーマンを買って焼き浸しを作った。
しばらく漬けた方が良さそうなので明日が1番美味しいかも。なるべく意味のある日にしたかったので映画を見た。
昔から知っていたけど、ジャケットがそそらなすぎて何年も放置していた映画を見た。やっぱり監督がデヴィット・フィンチャーなだけあって最後のどんでん返しがすごかった。こういう話だったとは!という裏切りもありつつ気持ち悪さも残りつつというオチだった。あと、ショーン・ペンがカッコよかった。
焼き浸しと映画を得たからよしとしよう。
8月30日(水)
いつも通り仕事をして夜からモデル事務所主催のワークショップへ向かった。自転車で行ける距離だったので自転車で。みんなモデル然としていてテレワークモードのメガネと中途半端な化粧、ボサボサな髪で行ったことを後悔した。
年齢もモデル歴もバラバラの中で人とのコミュニケーションの基本を学んだ。一緒に組んだ人はオーディションに行ったこともない新人さんで、まっさらな人とこうして一緒に講座を受けれるのは貴重な時間だった。モデル歴25年だけど最近は20年以上って言ってる。歴なんて何の自慢にもならない。ただ続けているだけだから自分の中で納得いかなくて恥ずかしくてあんまり言えない。
帰りは友達のさおりちゃんのお店にチラッと寄って、少しおしゃべりしてバイバイした。
焼き浸し、いい感じに出汁が染みていて美味しかった。また作ろ。
AIRという映画を見て寝た。伝説のシューズ「エアジョーダン」誕生の実話。絶対に成功する話だからどう成功していくんだろうと割とワクワクしながら見れた。
8月31日(木)
テレワーク後急いでアルバイトの古賀くんの送別会に行った。みんな忙しかったり遠方だったりで社員さん以外は私だけの参加になってしまったが、私だけでも行けてよかった。だって、誰も来れないの寂しいよね。
と言っても古賀くんと全く話せず、送別会としては心残りだったがお寿司の中にトロタクがあって嬉しかった。
このまま帰るのが少し寂しかったので最近よく行く店にひとりで足を運んだ。1人で行くのには結構勇気が必要だが、全ての一歩には勇気はつきまとうので今回も実は勇気を出して行ったら、顔見知り程度だった人とたくさん話せて結果とっても楽しかった。
最後の最後までいさせてもらい、ほろ酔いで帰った。
夏休みの日記を終えて
2017年から書き続けている夏休みの日記、今年で7回目になったようだ。元々は「変わって欲しくない日々は、環境や人との関わりでいつか絶対変わるから、それまで大切な思い出として書き留めておきたい」という理由で始まった日記だったのだけど、この6年でもうすっかり変わってしまった。変わってしまったというか、私だけ環境の変化も進化もなく変われなかったのが正しいのかもしれないけれど。
この6年間の日記を読み返すと、すっかり忘れていたなんて事のないエピソードや自分の文章力の低さにほっこりげんなり忙しいけど、変わってほしくない、終わってほしくないと思っていた時間に一瞬近づける気もしている。また来年も書きます!