4年ぶりのFUJI ROCK FESTIVAL
7月28日(金)
今日は4年ぶりにフジロックフェスティバルへ向かう。今回は1日目だけ、4人で行くのだけど、古くからの友達が1人しかおらず、もう一人に至っては初めましてのメンバーだ。
8時くらいに近くまで来てくれた。レンタカーの手配など色々飯田ちゃんがやっておいてくれたので私は車に乗るだけだ。チケットもひなち(遊びに行くのは初)が買っておいてくれた。ありがたい。
初めましてのりょうまくんは共通の知り合いがいたので、打ち解けるためにその人を利用して、車中で色々話した。とりあえず砂糖を入れる卵焼きがあんまり好きじゃないという情報と高校時代軽音楽部だった情報はゲットした。
到着して最初に見たのはAlexander 23。あんまり知らなかったが、聞いたことのある曲が数曲あった。フジロックの良いスタートを切ることができた。
フジロックに来たはいいが、実は見たいアーティストは夕方以降に集中しており、ここで昼休憩となった。
買いに行く組と待つ組に分かれ、場所を確保して待っていたら、隣の芝部で座っていた男女(おそらくご夫婦)が「これ、ステーキ丼なんですけど、買いすぎて食べられなかったので、手につけていないのでよかったら」とステーキ丼をいただいた。なんか知らんけどフジロックっぽい!
ステーキ丼と冷たいお蕎麦、ラーメン、ピザを堪能した。
夕方まで時間があるのでオレンジカフェ(結構遠い)まで探索することに。途中川に入ってキャッキャした。川の水が冷たくて気持ちが良かった。そういえば川に入ったの初めてだったな。いつも死に物狂いで会場をハシゴしているから、川に入る時間さえもったいなかったわ。飯田ちゃんがはしゃぎながらスマホを思い切り川に浸からせていて、無邪気だなあと思った。
オレンジカフェへ向かうと、どのお店も長蛇の列で心が折れかけた。完全キャッシュレス決済の意味あるのかな?と思ったら電波障害でむしろ支払いに時間がかかっているようだった。そのせいで、フジロックにやってきたら毎回食べたいラムチョップを諦める羽目に。悔しい!
このあとはYVES TUMOR(イヴ・トゥモア)をみにレッドへ。
ライブが進むうちにいつの間にかご本人がパンツ一丁になっていた。独特な声とロックサウンドを堪能できてよかった。
みんながいるところへ行くと、3人中2人が居眠りをしていたので、そのまま寝かせて矢沢永吉を見に行くことにした。
そういえば10年近く前、もちゃんと永ちゃんを見たことを思い出した。このもちゃん可愛いのでぜひ見てほしい。
今回はひとりでha~ha~をしたよ。
YAZAWAは今度74歳になるらしい。詳しく知らないのにステージに立つYAZAWAに釘付けになるのはやっぱり彼がレジェンドだからなんだろうなあ。シャツ透けるぐらい汗でびちょびちょだったけど、そんなのどうでも良くなるくらいオーラが半端なかった。
その後、お腹が減ったので、もちぶたの串焼きの列に並んだ。eastern youthまでに買えると思いきや、やっぱりネット環境が最悪で、決済にとてつもなく時間がかかっていた。決済の意味なし。eastern youthも始まっちゃったよ。みんなに食べるか聞いてみたら食べるとのことだったので4つ購入してそのままeastern youthを見にレッドへ。
ぶた串を持っていたので前に行きたかったけど行けず。
実はベストアクトのひとつだった。めちゃくちゃかっこよかった。90年代のエモコア最高だ。ブレイクアウトというインディーズバンドを特集する番組で、いつもなんらかのベスト10に入っていたeastern youth。当時はビジュアル系に夢中だったからあんまり聞いておらず、メンバーに二宮さんという人がいることしか知らなかったんだけど(今は脱退してた)、こんなにかっこいいバンドだったんだね。
結局最後まで見てみんなと合流。豚串を食べ終えてDANIEL CAESARを見にグリーンステージへ。4年前は小さなレッドマーキーに出演していたのに、今回は1番大きいグリーンでのライブ。どれだけ派手なステージを見せてくれるのかと思いきや、バンド形態ではなく、ステージには本人たった1人。カラオケ状態だった。とはいえ歌は素敵なので、しばらく聞き入った。
一緒に見ていたりょうま君と別れ、お次はレッドでYeah Yeah Yeahsを見にいく。来日は13年ぶり、フジロックは2006年から17年ぶりの出演なんだそう。このアルバムが好きすぎて、LINEの壁紙にするくらいすごく聞いていたので、今回見れることを楽しみにしていた。
前の方に行ってみたものの、なかなか見辛く、少しずつ移動しながらの鑑賞になった。ダンスチューンが楽しい!!中盤では目玉のバルーンが会場内に放たれて、触ることができたのが嬉しかった。
私がYeah Yeah Yeahsを見ている間、他のみんなは夜ご飯タイムだったので、私はやむを得ず木の実を頬張った。
そんな感じで今回のヘッドライナーTHE STROKESを見にグリーンへ。
4人で見たのだけど、演奏があんまり前に来ないというか、思ったよりおとなしいライブにノリノリになれず、ボーカルもとっても上手いのだけどテンション上がることなくサングラスつけたまま。知ってる曲を何曲か聞けたのはかなりテンション上がったが、最後まで見ずに、ホワイトステージのNxWorriesへ移動することにした。
楽しー!!結局クラブ系の音楽がフェスでは盛り上がる気がしてきた。ベストアクトのひとつ。飯田ちゃんがお酒を持っていたので、自分が持っているお茶に混ぜさせてもらったらとてつもなく強いお酒だったらしく、お茶を混ぜているにも関わらずベロベロになった。結局お酒が入ると楽しいんだねぇ。
そんな感じでNxWorriesを最後まで楽しんで、再び池田亮司のレッドへ。途中いつも一緒に行くメンバーと再会することができて、すごくホッとするひとときを過ごした。2012年から度々お世話になっているメンバーだから。お姉ちゃんとお兄ちゃんに会ったような感覚だ。そんな感じで後ろの方で池田亮司の地響きのする電子音楽を聞いて、今回の3人と合流。
最後クリスタルパレスで夢みたいな空間を楽しんで、知り合いのホテルに紛れ込んで仮眠させてもらった。直前にフジロックへ行くことを決めると、大体宿は取れないからさ…。でも今年になってなぜか人んちの床で寝ることが多いので、ホテルの床とか小さな空間で寝るのは慣れたもんだった。
フジ初参戦のりょうまくんは寝言で「警察…警察…」とはっきり言っていて、夢の中で、何かしらの正義感が働いているんだろうなと思った。さすがに初参戦は疲れたよね。
そんな感じで、洗顔と歯磨きは出来たが、お風呂も入れずドロドロのまま、運転交代しながら朝帰った。こんなサバイバル感もフジロックの醍醐味。
今年は、お金を払えばVIPな空間でライブが見れたり移動バスが付けられるオプション(どちらもFUJI ROCK PLUSというチケットらしい )があったり、今回は失敗に終わっていたけどオールキャッシュレスになって快適にしようとしたり(これは去年からだったみたい)、色々新しい試みを実行しているんだろう。
私は今までのフジでなんの申し分もないけど、お客さんを呼ぶためにはこうして少しずつマイナーチェンジを繰り返していかなきゃいけないんだろうね。お水買えないのは大問題だったけど、なるべく適応でいるように柔軟性は持っていたい。
今年は1日だけということもあり、あと、熱狂的に好きなバンドがいなかったというのもあり、不完全燃焼だったので、来年に期待したい。どんなアーティストが来てくれるんだろう。クラブ系のアーティスト来てほしいな、やっぱり3日間行きたい!
あとこのnote面白かった。
私も考えたことあったなぁ。個人的には、Billie Eilish、ARCTIC MONKEYS、あと2020年に単独公演が中止になったのでThe Chemical Brothersももう一度見たいな。Radioheadも見たい。復活してるならThe Mars Voltaも!あとthe internet。SIDのソロでも可、あ、できればLUNA SEAも挟みたい。ジャンルとか大無視!
過去のフジのnoteも貼っておこう。