なんやかんや名古屋を堪能した3日間
8月13日(日)
午前中は実家に帰った最大の理由、「お墓参り」へ行く。
めちゃくちゃ暑くてあんまり草むしりできなかったけど、お墓にお水をかけてお線香をあげ、静かに手を合わせた。ここには父方のおじいさんとおばあちゃんが眠っている。すぐ近所には実家にいた愛犬、りっくんの共同墓もあるのでそこも手を合わせに行った。
もし、お墓に魂があって、その魂に意識があるのだとしたら、やっぱり身内や友人が来てくれたら嬉しいよね。お墓参りに行くと心がホッとするのは喜んでくれているからだろうか。豊川には母方のおじいちゃんが眠っているので、そっちも次は行けたらいいな。
午後からは中日対広島戦を見に10数年ぶりに名古屋ドームへ。本来ならば両親が行く予定だったが、母親に「行っておいでよ」と譲ってもらい、父親と私が行くこととなった。私は熱狂的な中日ファンというわけではないが、当たり前のように中日に囲まれて生きてきたので自然と中日を応援している。
藤ケ丘駅から本山まで東山線で向かい、名城線に乗り換えナゴヤドーム矢田駅に下車する。
ナゴヤドーム矢田駅は中日一色だった。ヤクルト味強めな外苑前駅よりも、こちらの駅は中日の推し具合がよりすごかったような気がする。
両チームなかなか点の入らない時間が続き、見ている側の集中力がなくなりかけた10回表で広島がソロホームランを放ち、こりゃ負けたわと思った10回裏で、なんと石川選手と宇佐見選手がそれぞれソロホームランを打って劇的な逆転サヨナラ勝ち。さらにこの日は柳選手が9回ノーヒットピッチング、岡林選手が26試合連続安打を記録して、中日の歴代の記録を塗り替えるという色々おめでたい日だったようだ。
見に行って中日が勝ったのが初めてだったのでこんなにお祭り騒ぎになるんだとびっくりした。勝った方がすごく楽しい。ちなみに中日の熱狂的なファンである父親は何度も居眠りをして、途中youtubeでボクシングの試合を見ていたんだけど、それはまぁよしとしよう。
帰宅して近所の焼肉屋さんへ連れてってもらった。いつも実家に帰ると必ず焼肉屋さんに連れてってもらえる。
父親の食べるスピードが早すぎるので焼肉屋でさえ1時間以内に終わってしまうのだけど、今回は割とゆっくり食べてくれた。
帰宅後、週に1度走るを続けているので、地元を走ることにした。ロードバイクにハマっている父親が並走してくれるので夜道も安全だ。
父親と喋ったり喋らなかったり、先に行かれたり先に行ったり、自由なランニングだったが、誰かと一緒に走るとこんなに楽しいんだという発見があった。ジブリパークの方面まで走って折り返して帰宅した。今日も信じられないくらいの汗をかいた。
母親にシャワー浴びたら?と言われたが、かいた汗は多分きれいだからと断り、化粧落として歯を磨いて寝た。こんな状態で寝かせてもらえるのは身内ならでは。
8月14日(月)
西日本に上陸しそうな台風を気にしながらのテレワーク。16日までいる予定だったが15日にオーディションが入ってしまい、明日早めに帰ることになった。悲しいが仕方がない。帰るからには絶対受かりたい。
仕事していたら昼ごはんにカレーが運ばれてきて嬉しかった。朝からなんか目が痛いなあと思ったら、玉ねぎをたくさん切っていたんだね。
そんな感じで18時過ぎまで仕事をして、名古屋時代のモデル仲間でもあるあんことおかげ庵でご飯をした。結構久しぶりに会ったのでお互いたくさん近況報告をしていたらあっという間に23時の閉店の時間になってしまった。長久手のおかげ庵は相変わらず居心地が最高だ。
今度私が帰ってきた時はジブリパークに行こうね!と約束してバイバイした。
明日は名古屋↔︎新大阪間は終日運休、名古屋↔︎東京間は全席自由席となって1時間に4本ほどの運転らしい。混雑具合も運転速度も不明なので明日は仕事を休ませてもらった。
8月15日(火)
東京に戻る前に弟の家に少しだけ寄った。弟のいーくんは休み、ゆきちゃんは仕事、甥っ子2人は今日は保育園に行く日じゃない?らしい。1歳の甥っ子は人見知り中でギャン泣きしていたがすぐ慣れて懐いてくれた。4歳の上の子は照れながらも「なゆちゃん」って私のことを覚えててくれて嬉しかった。なかなか会えないからもっと一緒にいたかったけど、明日のオーディションのために帰らなければいけない。本当は夕食もみんなで食べる予定だったんだけどな。
触れられるってなんでこんなに癒しなんだろう。私も触りたくてたまらなかったし触られたくてたまらなかったよ。毎日やっていたら大変だけど、ご飯も食べさせてあげれて幸せだった。子供の成長を見るのって大変以上に楽しいんだろうなあ。
「なゆちゃんが名古屋飯全然食べれてないから」って、母親があんかけスパの店に連れてってくれた。実家に帰ったら高確率で行く店。
母親は全力で私をもてなしてくれるから、今回も食べることができた。何度食べても飽きないソウルフード。次に来たときはピカタを食べるでしょう。
名駅まで送ってもらい、掲示板の時間を見たら、ちょうど数分後に出る「のぞみ」があったのですぐ乗ることに成功した。乗っている人は全然おらず、速度制限も特にないみたい。最悪な事態にならなくて良かった。
一度帰宅して、汗だくで練習(踊り)をしてオーディション会場へ。絶対受かりたい受かる!という気持ちで頑張った。
名駅で買い与えてくれた矢場とんのカツサンドを夜ご飯にした。疲れてご飯を作る気にもならなかったので持たせてくれてかなり助かった。
8月も折り返しだ。残りの夏も全力で楽しむ。