結婚を反対する両親を説得する方法 〜時代の価値観が違うことを説得しても仕方ない〜
『両親に 彼氏と旅行に行く事を反対されました。
母の意見は「泊まりで体 許すのに、何で割り勘なの、全額 払わない男は真剣に愛してない証拠」
父の意見は ただただ「日帰りで帰って来い」でした。
両親の言い分も分かります。
まだ紹介していないし、前に望まない妊娠をしてしまっているから…
でも、心配しているというより 子供を拘束しているようにしか思えないのです。
両親の言うことに忠実に従わないと、殴り蹴られるし…
旅行に行く前に挨拶してもらおうと考え中なのですが、その場で親が彼に 厳しい言葉を言うのではないかと心配で 1歩 踏み切れません…
私は、どのような行動をするべきなのでしょうか？
また、両親の承諾を得るには どうしたら良いのでしょうか？
皆さんの意見、お聞かせください。』
Girl's talkの人気の投稿。
投稿者である彼女は、彼氏と結婚まで考えているようです。
それならば、（あくまでも文面からだけの回答ですが）こう言うべきではないでしょうか。
「彼氏が旅費を払ってくれることになったの。旅行の前にお父さんとお母さんに会って欲しい」
というのがベストだと思います。
お母さんは納得せざる負えないし、お父さんは彼氏に会ってから考えてくれます。
彼氏と結婚を前提で、大きく2人の関係を深めていくのには、格好の機会と考えれば2人の旅行は実りあるものになると思います。
少なくとも、両親にとって、彼氏が娘との旅行を報告することは、少しの安堵感があるはずです。
娘が報告してくれたことは、両親にとって、「ちゃんとした付き合いをしているんだ」と安心するはずです。
だからこそ、小さなウソをついてでも、彼氏を紹介するチャンスにすることを勧めます。
恋愛や結婚はタイミングが大切です。
結婚したい彼女にとっても絶好の機会となります。
両親への紹介を彼氏が同意してくれたら、”情熱をもって”両親を説得するべきです。
お母様は、娘にとって「いい男」を選んで欲しいだけです。
両親が生まれた昭和の時代は、男性がデートの費用を払うことは、ほとんどの場合、当然と考えられていた時代です。
昭和世代の若い男は、彼女とデートするために、一生懸命バイトしたりしたものです。
逆に言えば、お金がなければカッコ悪くてデートに誘えなかったのです。
こうした習慣は、女性が結婚後家庭に入り専業主婦になることが前提のような時代だったからです。
「寿退社」という言葉も現代においては死語です。
このような昭和の話は、平成・令和世代には理解出来ないことです。
だからこそ、お母様の意見にも耳を傾ける必要があります。
デートについての時代的価値観が違うことを理解していれば、無理して説得することに意味がないということになる。
”割り勘”が普通の価値観なのですから、お母様の意見は気にすることはないというのが結論です。
割り勘だから頼りない男、「真剣に愛してない証拠」にはならない時代です。
「真剣に愛している証拠」とは、彼氏が彼女の両親に会って付き合っていることを報告して旅行の許しを頂くことです。（旅行は許可されなくても、結婚を承諾頂くのが最大の目標です）
お父様の発言は、お母様次第の発言にも捉えられるので、彼氏に会った時に判断されるでしょう。
彼女の中絶のこと、（両親が知っているか不明ですが）今の彼氏との出来事なら、尚更2人で旅行に行きお互いの傷を癒すことに意味があるでしょう。
「両親の言うことに忠実に従わないと、殴り蹴られるし」という部分は、とても気になるところですが、過去から決別（＝結婚へ向かう）することが必要かと思います。
両親から独立して、彼氏との家庭をもつことは、彼女の将来を前向きにしてくれるはずです。
過去のことをいくら怨んでも、変えることは出来ません。
この機会は、彼女の「新しい人生」を築いてくれるのではないでしょうか。
私のコメントは、かなり楽観的に書かれているかも知れません。
だからといって、マイナスなことを想定しても仕方ありません。
恋愛というのは、赤の他人を好きになり愛するということです。
その他人である彼氏が、彼女の暗い過去（中絶・家庭内暴力）を一緒に乗り越えようとしてくれている。
そうした困難な過去を持つ2人の関係だからこそ、共に前を向き、二人三脚で絆を深め、楽しい未来を切り開いて行けると信じることです。
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