現在、大手メディアで報道されている「株価を支える欧州の投資家」という間違いについて。
NHKなどの大手メディアは、海外情報については海外大手メディアのコピペです。
この記事も、経済の本質が分からない記者が、情報収集しているのでしょう。
上図グラフを見て論評しています。
結論から言うと、今回の株価上昇は、主たる米国資本家(ファンド)と一部欧州系国際資本家によるものです。
外為法での外人投資家の定義です。
人種の分別とは違います。
外国の銀行でも、日本にあれば居住者であり日本人投資家になります。
日本の銀行でも、海外支店なら「外人」です。
米国の株式の時価総額は、7,000兆円です。
その株式を運用しているノンバンクの本拠地は、ほとんどがタックスヘブンと言われる地域です。
世界に100箇所で、欧州エリアが大部分です。
ChatGPTの「タックスヘブンとは」への回答(自動翻訳)です。
思ったより長文でした。
タックスヘイブンで有名なのは、英国領(島)のケイマン島、バージンアイランドなどです。
ChatGPTの回答にありませんでしたが、タックスヘブンはイギリス王室(女王陛下)の資産に課税しないという理由で、英国が作ったことが始まりです。
香港などもオフショア投資として有名ですが、実質的には英国領のタックスヘブンにお金は存在するのが一般的です。
こうしたタックスヘイブンからの売買を、東証は外人投資家としています。
そのために、英国領からのファンドによる投資とみえるので、欧州系ファンド投資という誤報になっています。
タックスヘイブンからの投資の中身は、多くが米国系ファンドです。
日本、中国、中東のタックスヘイブンにあるファンドも含まれます。
世界のタックスヘブン全体には、世界の銀行マネーの2倍あると言われます。
40兆ドル(5,700兆円)ですが、決して本当の数字は分かりません。
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