「好き」しか考えないのは、ただの自己中です。 〜お互いの恋愛の種類が一致すると、必ず上手くいく〜
「好き」でないと付き合えない。
もっともです。
しかし、今まで、「好き」から始まる恋が、何故、終わってきたのかが、分かっていますか？
つまり、「好き」というのは、自己中心な考えです。
相手が「好き」かどうかを無視しがちです。
ということは、相手の心の動きが見えない状態です。
そこが、恋愛弱者によくある、上手くいかないパターンです。
相手がどう考えているかを真摯に考えていない。
「好き」という感情は、双方が両思いの場合のみに成立する考えです。
こうした一方的な考え方では、恋愛は常に上手くいかなくなります。
恋愛には、４種類ある。
言い方を変えると、「好き」には種類があるということです。
それを見分けなくてはいけない。
恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
https://note.com/ninomaeryou/n/n316dc3daf09b
自分が「好き」にならないと、結婚が考えられない。
それももっともな考えです。
しかし、過去に遡り、「好き」な相手と結婚できなかった理由を考えて下さい。
結婚したいのに、結婚できなかったのは、自分が情熱的に「好き」だけど、相手はそうでもなかった（結婚までは考える相手ではなかった）という事です。
少なくとも、「情熱の恋」ではなかった。
付き合い始めには、「情熱の恋」だったけど、その後、変化していることも考えられる。
自分が「好き」になるのは、本当の恋愛の始まりではありません。
相手の心が、自分に向いていないと（お互いに）「好き」になっているとは言えません。
相手が「好き」となっても、その恋が自分と一致しているかも問題になります。
恋活や婚活が上手くいかないのは、恋愛が複雑になってきたからです。
両想いかどうかの次に、どの恋をお互いに望んでいるのかを考えなくてはいけません。
４種類の恋愛が、一致しないと、お互いに、本当の意味での「好き」ではない。
現代において、何故、恋愛が難しくなっているかの回答が、そこにあります。
恋愛弱者のほとんどは、恋愛というのは「情熱の恋」しかないと考えていたり、思い込んでいます。
自分が情熱の恋をしている、だから、相手も情熱の恋だと考える。
実際は、相手は、虚栄の恋、趣味の恋、肉体の恋かも分かりません。
そうならば、付き合い方は変わる、あるいは、変わらなければいけない。
たとえ、虚栄の恋、趣味の恋、肉体の恋から始まっても、情熱の恋に変化もします。
そこを理解出来ることが、恋愛強者と言えます。
では、「情熱の恋しかしない」という恋愛観は成り立つでしょうか。
結論は・・・、努力により成り立つのですが、とても難しい。
何故なら、これしかないと考えると、相手の気持ちが読めなくて、恋愛が上手くいかないからです。
どの恋でも「好き」という気持ちが、全ての恋の始まりです。
「好き」という気持ちは、一時的な感情であって、必ずしも情熱とは違います。
例えば、食事の時、好き嫌いがあります、趣味についても、好き嫌いがあります、ファッションでも、好き嫌いがあります。
ビジネス以外でのプライベートは、ほとんど、大きさの大小はあっても、好き嫌いで成り立っています。
日常の衣食住での好き嫌いは、軽いものです。
現代の恋愛も、同様と考えたほうがいい・・・。
つまり、情熱的な好きではなくても、恋は成立するからです。
結婚していても、気軽に恋をしようとする人は、かなりいます。
むしろ、既婚者が情熱の恋をすると、やけどをしてしまいます。
恋愛には種類があると分かっている人にとっては、恋愛は気楽なものとなります。（結婚を考えてない前提です）
あるいは、恋愛強者なら、同時に、恋愛の種類を使い分けることも可能です。
「好き」というのは、恋愛の始まりではあるが、情熱の恋の始まりとは限らないことを、よく理解していないといけません。
モテないから恋愛弱者ではないし、モテるから恋愛強者と言ってるのではありません。
どんな恋愛をしているのかが、分かっているのが、恋愛強者です。
あるいは、相手がどんな恋愛を求めているかを見極めることが出来る人を、恋愛強者と言います。
相手の心を理解出来る恋愛強者にならないと、恋愛が成就しません。
そして、結婚も難しくなります。
ここまで聞くと、ますます恋愛は難しいと感じるでしょう。
しかし、最後に、とても大事なことをお伝えします。
恋愛には、種類があるが、それを上手くコントロールできる人は、モテる人に限られます。
ほとんどの人にとっては、恋愛を沢山経験することは、それほど重要ではありません。
ということは、ほとんどの人にとって、「情熱の恋」の相手選びでは、モテる人以外をターゲットとすれば、確率は高くなる。
ここでのモテるというのは、（恋したい）自分にとっても、とても魅力的でしょうが、本気で情熱的に恋したいならば、そういった人を選ばないことです。
とはいえ、情熱以外の恋の仕方を教えてくれる、恋を学ぶという意味で、モテる人と付き合うのは、大きなメリットがあります。
しかしながら、モテる人は、モテる相手としか情熱の恋をしません。
仮に、モテる人と付き合った時には、「この人は、どんな恋を求めているのだろうか・・・」と深く考えてみることです。
そうすれば、恋愛はもっと楽しくて、ワクワク・ドキドキしたものになります。
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