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2025年株価の予測、投資・節約の基本、投資詐欺の見分け方 〜お金の科学編〜 【火曜日:正刊】

130年間の日本株の超長期チャートです。

上がり続ける時期、下がり続ける時期が決まっていることに着目します。

大体30年周期です。

人生100年ですから、生きている間に3回ぐらい、最大の投資チャンスが訪れます。

2020年から日本株は上昇しています。

2019年末が23,657円、2025年1月17日現在38,572円ですから163%上昇です。

次に、100年間のS&P500の株価の推移です。

25%以上のプラスが2年続くと、暴落が起こるという事が分かります。

この傾向ならば、2023年26.3%、2024年29.2%ですから、2025年は暴落になると予測されます。

1929年の世界恐慌は、4年連続暴落を続けていた事が分かります。

恐慌前の株価に戻るのに、15年かかっています。

本日の定期購読マガジンの本編は、2025年の株価予測、投資の原理・原則、詐害の手口について です。


【はじめに】

株価を語るには、米国のウオッチが必須です。

世界的な激動期には、尚更、米国の経済動向と金融動向を中止しなくてはいけません。

トランプ大統領の金融政策の大きな目玉の一つに、「ドルの切り下げ」があります。

4年間の任期中に実行可能かは不明です。

米国は、対外負債26兆ドル(4,000兆円)があり、返済する意思はありません。

対外負債を証券(国債、住宅証券、社債、株券)を渡して膨らませ、米国では借りたマネーを利用する。

利払いが出来なくなるまで続きます。

その先に、「ドルの1/2の切り下げ」です。

米ドルは基軸通貨なので、通貨リセットが行われると、13兆ドル(2,000兆円)に債務が減ります。

米国は、世界の警察として、G7・日本・韓国への巨額の軍事費を使ってきたことで、その費用分の債務帳消しの権利があると考えています。

直近の金融危機リーマンショック(米国ではThe 2008 financial crisis)後の株式市場は、未曾有のファンドの巨大化が進みました。

その為、下げには弱くなっている。

ヘッジファンドは、解約の申し入れがあると、45日後には現金を返還しなければなりません。

ヘッジファンドとインデックスファンドの合計資金量は、30兆ドル(4,660兆円)と推計されます。

大手ファンドは、ブラックロック(資金量10兆ドル:1,554兆円)、バンガード(同8.5兆ドル:1,321兆円)、フィデリティ・インベストメント(同4.2兆ドル:627兆円)、ステイトストリート・グローバル(同4.1兆ドル:637兆
円)など。

全て、米銀最大手のJPモルガン(総資産3.7兆ドル:574兆円)、日本の最大手の銀行である三菱UFJの総資産が403兆円より大きい。

ブラックロックは、日本のGDP654兆円の2.4倍です。

ファンドの30%が解散されると4,660兆円×0.3=1,398兆円もの売り圧
力が、米国市場、日本市場、ユーロ市場にかかる計算となる。

現在、年間でファンド数の約20%の解散があり、別の誕生があります。

個人と金融機関の投資家がファンドを解約して、4%の金利がつく米国債に乗り換えるからです。

FRBの利下げが軽座奥すれば、国債の価格が上がり、株を売ったマネーが乗り換える可能性が高まり、株価の危機を迎えます。

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