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どうして、日本人の感性は欧米人より優れているのか。 〜右脳と左脳の使い方が違う〜
日本人は、鈴虫が鳴くと秋を感じる。
欧米人にとっては「ガチャガチャ」とうるさい騒音です。
この違いは、何でしょう・・・。
大脳生理学で解き明かすと良く分かります。
大脳生理学は、脳の部品や組織を研究して、どのような「動き方」で「感情」や「考え」が生まれるのかを導く学問です。
右脳左脳の認識の違いは次の図です。
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日本人は、鈴虫の音を左脳で受け止める。
欧米人は右脳で受け止める。
だから、認識が違ってくる。
日本人は外人より感性が発達していると一般的に言われます。
従って、鈴虫の音も右脳で受け止めるていると考えやすい。
しかし、近代の研究の結果、はっきりしたことは、左脳で受け止めているということです。
「鈴虫の音→秋」というのは、論理的な展開です。
さらに、寂しい・風流・物悲しい・冬支度・実り・食欲・読書・秋雨・・・などと連想されてゆきます。
幼い頃から、教育され習慣化してきた結果です。
一方、欧米人にとって「鈴虫の音→秋」という論理性が学習出来てないために、音としてしか認識・処理できず、ただ「うるさいなぁ~~~」と感じます。
つまり、日本人は四季を愛し、論理的に学習し考えられるからこそ、「感性」が研ぎ澄まされるのです。
これは、学問・研究と同じです。
例えば、ひらめき(直感=右脳)は、本来、左脳が言語と知識で一杯になってないと、認識できない。
左脳の空っぽな人が、いくら考えてもひらめきません。
ひらめいたと思ったら、それは「妄想」です。
エジソンやアインシュタインが、ひらめくのは、学習という努力を積み重ね、左脳が一杯になっているからです。
つまり、「四季」を言葉や論理で理解出来るから、日本人の左脳は鍛えられる。
その事により、直感としての「感性」がより磨かれると言うわけです。
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