DVとSMの違いとは。 〜女性への愛の表現方法として〜
「配偶者からの暴力事案の対応状況について」 （警察庁）によれば、相談件数は以下のとおり。
最近、ＤVの被害の話が身近にいくつもあり、調べてみました。
ＤＶの男性は、恋愛力も高くて、彼女を見つけて付き合う能力にたけている場合が多い。
尚且つ、常習性があるので、一人のＤＶ男の被害に会う女性が複数いることが想定されます。
私の周りでは、被害に遭っても、公的樹機関に相談してないようで、別れてお仕舞いのケースが全てです。
先日聞いた話では、２度の結婚して２度とも酷いＤＶで離婚。
結婚以外でも、２度ＤＶ独身男と付き合った、つまり四人のＤＶ男との経験ある女性もいらっしゃいました。
被害の女性も、何度も繰り返し被害に遭うタイプもいると言うことのようです。
そんなことを総合して考えると、被害に遭っている女性は、統計以上に多いのだと思います。
自分も経験（女性からのＤＶ）がないので、詳しくコメントできません。
しかし、恋愛相手として考えると、絶対に付き合ってはいけない男だと言えます。
恋愛相談を受ける際に、その相談者の相手の評価はしないことにしてますが、ＤＶ男だけは付き合いをやめるように言います。
理由は簡単です。ＤＶに遭った女性の全てが、大変なダメージがあるからです。
それがトラウマになり、普通の恋愛が出来なくなったり、男性恐怖症になったり、心の傷は、永久に消えないのではないでしょうか。
以下、ある投稿（引用）です。
『DV男と言うのは何事も自分の都合で(感情的)それを相手に加えます。言うなれば“サンド・バッグ”としか見えてない状態です。勿論、愛情など欠片もなく、この便利な道具を如何に逃しまいと全神経がそこに集中するんです。何で逃げないのか。?・・・逃げないのではなく、逃げられない状況・状態・に脅しをかけているからです。』
なるほど・・・。
確かに、愛情はないのでしょうね。
ところで、ＤＶとＳＭの違いはなんでしょう。
一言で言ったら、愛情があるかないかなのでしょう。
言いかえると、相手が望んでいればＳＭ。
相手が望んでいなければＤＶ。
ある美しい友人で、過去にＳＭ男と付き合っていた話が象徴的です。
彼女は、付き合い始めの頃、彼のソフトＳＭプレイは嫌ではなかったそうです。
しかし、付き合いが長くなるうちに、ＳＭの度合いがひどくなっていったそうです。
最後には、過激なプレイが苦痛になり、耐えられなくなってしまったそうです。
これは、まさにＳＭからＤＶに変わっていったと言うことです。
言い換えると、愛情表現から、愛のない道具化したと言うことです。
例えば、ＳＭでも一番大切な行為は、終わった後の優しい行為だと言います。
（以下、ＳＭ趣味の友人から聞いた話）
優しい言葉
「痛くなかった？！」
「辛くなかった？！」
「凄く気持ちよかったよ」
「どこが気持ち良くて、どこが嫌だった？！」
もちろん、「愛してるよ」「好きだよ」という言葉も大切です。
「愛がない」とは、相手への思いやりより、自分の快楽が最優先になる行為です。
ＤＶ男は、よく暴力後に反省したように優しくなれると言います。
また、同じ行為を繰り返したいがための、都合のいい反省なのでしょう。
ＳＭでも、ある男性がすると、痛みと苦痛しか感じない。
しかし、大好きな男性が同じ行為をすると、気持ち良く快感になる。
これは、潜在的に男性側に、その女性に対する深い愛があるかどうかの違いです。
ＳＭをやる以上は、猛烈に勉強しなくてはいけないように思います。
ＳＭクラブ（飲み屋のこと）などに行って、プロの方と話していると、Ｍの方も、縛られても叩かれても傷が残らないし、痛くないのだそうです。
（痛くないというのは、気持ち良く耐えられる程度）
つまり、そういう行為は、必ず、行為する側が勉強すべきなのです。
それが、愛のある行為ではないでしょうか。
話が脱線してしまいましたが、ＤＶ男がこの世から絶滅することを心から願います。
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