金融の本質は「弱肉強食」 〜悪徳高利貸と変わらない〜
金貸し(かねかし、英: moneylender)とは、通貨を必要としている者へ通貨を貸し付けて、利息や手数料などの利益を得る者のことである[1]。法外な金利を取る金貸し業を高利貸という。(ウイキペディアより)
この金貸しと高利貸しの定義からいうと、現代の金融は、法外な金利を搾取しているので「高利貸し」となります。
欧米の国際金融資本家(グローバリストとも言われる)が、高利貸しと違うのは、一見すると、モラルと倫理観があり紳士風に見せることに長けているということです。
SDGsも環境問題も同様で、知性や教養が豊かで、礼儀正しく上品な、欧米人のグローバリスト達の非科学的な利権(お金)主義の茶番と同じことです。
リーマンショックを例にしましょう。
リーマンは、ローン金利が上がり、住宅価格のバブルが崩壊したことが起点でした。
住宅価格を上げた、住宅ローンの証券化と、CDS(回収保証保険)の増加は、現在の米国住宅価格のバブルと同じ構造です。
リーマン以降、コロナ危機で更に加速化して、中央銀行が、ジャブジャブとドルを増刷(3,000兆円のドル国債)したことが、リーマンより深刻な危機の予兆です。
この時には、デリバティブの増加で、米国の金融リスクは無くなったように見えていました。
しかし、保険料をもらってCDSを引き受けた大手の、リーマンブラザースと、当時、世界1の保険会社AIGが倒産したのです。
下落リスクが移転しただけです。
見事に、世界金融を「支配」するものが勝者になる図式と言えます。
金融は、損する人がいたら、必ず儲かる人もいるというウイン・ウインとはいかない、弱肉強食が本質です。
リーマンで一躍、投資家界のスターとなったジョン・ポールソンのような投資家もいます。
当時、不動産投資に縁もなく、全く無名だったポールソン氏は、金融史上最大の、1年で150億ドル(2兆円近く)稼ぎました。
思い上がったウォール街の金融家たちの失敗を尻目に、金融崩壊の真っただ中で大成功を収めた。
この利益の裏には、同じ数兆円を失った銀行があるのです。
もう一つ、2011年のギリシャ国債のゴールドマンサックス(ロスチャイルド系の投資銀行)は、悪徳高利貸しに相応しい振る舞いでした。
ゴールドマン・サックスは、あらかじめ低い利率でCDSをかけ、負債を偽装して価格を下げ、高騰したCDSを売って利益を出していたのです。
このCDSを広めることになった法律が「CFMA(商品先物現代化法)」。
ビル・クリントン大統領の任期が終わろうとしていた2000年12月にアメリカの議会を通過したのだが、その強力な推進者の一人がアラン・グリ ーンスパン連邦準備制度理事会議長だった。
FRBは、ロスチャイルドと国債資本家の支配下の一株式会社ですから、ゴールドマンサックスとの共同連携だったと言えます。
金融のリスクの本質は、略奪する側になるなのか、略奪される側になるのか、という大きな欲望の渦巻くゲームなのです。
「投資を体系的に学ぶ」ということは、この金融の本質を理解し、自らの資産を活用し、最小のリスクで最大のリターンを得るための原理原則を学ぶこととも言い換えられます。
体系的な投資知識がなければ、巨大な強欲の渦に巻き込まれ、略奪(搾取)される側に落ちてゆくことになるでしょう。
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