本当に大切な「結婚相手の選び方」 〜女性でも”年収が問題”となる現実〜
結婚相手の選び方。
年収で選ぶと、世の中に対象者は10%しかいません。
格差社会の現実です。
女性には、年収が求められないと思うでしょうが、ある結婚(相談所)コンサルタントが面白いことを言ってました。
結婚したいと相談に来た、ある30代前半の女性(容姿は普通)が、「1,000万円以上の年収の男性が良い」と、そのコンサルタントに相談した所、即答でした。
「あなたの年収は、300万円だから1,000万以上の男は諦めなさい」
という助言です。
一般的に、年収で選ぶというのは、男性の年収と勘違いされがちですが違います。
女性の年収も影響するという事例です。
確かに、そういう見方もあると思いました。
私の交流してきた何千人もの友人・知人(男性)は、上場企業・中小企業などの経営者、医者、(元)官僚、プロスポーツ選手などが圧倒的に多い。
つまり、年収が高いということです。
その彼らの(本音での)恋愛事情を観察すれば、ある法則が分かります。
簡単にいえば、年収が高いと「モテる」ということです。
外見(容姿・身長など)は多少悪くても、良い(高価な)お洋服店で外見を着飾るので、そんなに酷くダサい人はいません。
そうした高収入の男性は、早くから結婚しがちです。
自らが望むというよりも、周りが放っておかないからです。
恋活・婚活の合コンや個人的な紹介も頻繁に誘われます。
女性側も、年収が高い独身男性とのコンパや紹介は、どんどん、いもズル式に行われます。
それが現実です。
そういった男性は、女性への典型的な”気配り”や表面的な”優しさ”も、場数を踏んで自然に備わってゆきます。
では、そんなに年収が人生において本当に大切なのか。
年収が高い男性にも、致命的な欠点があります。
浮気・不倫すると言うことです。(何にでも例外はあります)
恋人同士や夫婦の”愛を育てる”際に、一番大切なことが”最大の欠点”ですから、何とも厄介です。
つまり、人生で最も大切な「本当の愛のある暮らし」には、向いてないかも分かりません。
人生において、全てを手に入れることは男女ともに非常に難しい。
100年前の寿命43歳ならば、結婚して子供を育て、仕事(家事も含む)を一生懸命して、あっという間の人生です。
現代は、人生100年です。
愛などとは無関心に、誤魔化しながら、適当に楽しく生きていくのは難しい。
熟年離婚の急増している原因は、長寿であることが主因でもあります。
〜ここからは、”結婚したい”女性向けです〜
つまり、愛のある暮らしを望むなら、お金があるとか、カッコいいとかではなくて、
「この人と生涯、2人3脚で頑張れる」
「この人と一緒なら、心が豊かになれる」
「この人の望む事を、生涯に渡り考えていられる」
「2(人)つの、山あり谷ありの人生を楽しみたい」
かどうかが最も大切なことです。
リッチになるとか、有名になるとか、有利(得に)になるということではない。
心を向上させて、人格を向上させるために相手を選ぶのです。
「もっといい人がいる」
「まだ足りない」
と考えていると、いつまでたっても心が満たされることはありません。
そういう人は、他に依存した生き方になっているのです。
30代過ぎても結婚しないで、「もっといい人がいる」と言っている人は、2人3脚で生きるのではなくて、依存して生きたい人です。
あれこれ相手の条件言う人は、自分が完全だと思っている人で、”奢り”の気持ちがあるのです。
自分が不完全だと思えば、相手が不完全でも許せるはずです。
あれこれ結婚条件を言う人は「私は正しい」と思っているからです。
「私は正しい」という心から、傲慢も舞い上がりも慢心も生まれてきます。
それでは、どんな相手と出会っても上手く行きません。
結婚出来ないというのを、「経済的条件に合う相手」が見つからないからだと考えている事が、すでに心の病なのです。
「条件に合う相手」を見つけるのではなくて、自分が成長出来るとか、自分を磨けるとか、「心から愛せる相手」を見つけるのです。
心の持ち方を変えると、本当の幸福は必ず訪れます。