甘え方が下手だと、品格がなくなる。 〜一流の人は、お金を大切にする〜
「甘え」は、相手の立場や望みを考えながら、お願いをする。
「ワガママ（我儘）」は相手に依存して私のことが好きなら、この位やってくれるでしょう？と自分の要求を通すことを最優先させてしまう。
残念ながら、金銭至上主義が強くなった結果からか、後者のワガママな女性が急増中です。
「甘え」は、相手の立場を考えながらですから、付き合い始めて、時間をおかなくては成立しません。
ここが最大のポイントですね。
相手をトコトン知ることが先にある。
「甘える」という意味で、一番分かりやすいことは、「もの」を買ってもらったり、「こと」（旅行・高級レストラン等）を奢ってもらったり。
お金が絡むことです。
金銭の問題は、人によって（金銭）大きく感覚が違う。
生まれ育ち方
実家の裕福度
ブランド好きか
見栄張りか
倹約家か
省エネ・エコ派か
等々により、明らかに違いが生まれます。
その違いが分からないと、甘え（おねだり）ても上手くゆきません。
昭和の東京大学を卒業した大先輩から、私が若い頃聞いた話です。
東大の学内のこと。
地方出身の中小企業の息子は、成金的で、派手な車に乗って、金遣いも派手でした。
↑
誤解のないように言うと、もちろん全てではありません。
一方、財閥系や何代も続く名家の息子は、質素にバイトすらしていることがある。
一見すると、御曹司かどうか全く分からない。
この違いは、まさに金銭に対する価値観の違いです。
何代にも渡って、家柄や資産が続くということは、幼いころからの躾や人生の生き方の教わり方が大切なのだと、２０代のころ感心したことがありました。
本当の御坊ちゃまは、「足るを知る」生き方を心得ているということでしょう。
といっても、「足る」とは、人によって大きな格差はありますが。
何で、そんな古い話をしているかというと、現在、余りに豊かになりすぎたのか、そういう教育や子育てが、風化してきているように思えるからです。
それで、あえて古い話をしています。
本当のお金持ちや夢をもって事業している友人・知人で、高級車・家とか自慢している人は一人もいません。
あまりにも、志に比べて、ちっちゃい話だからです・・・。
その価値観の違いを理解することは、とても大切に思えます。
そもそも、派手にお金を使う男に、付き合い始めから上手く甘えられて、お金を引き出しても、そういう男性は、他の女性にも同じことをしますから、貴女が幸せになれるかは、甚だ疑問のように思えます。
つまり、相手の立場をよく理解すれば、甘え上手になれるということです。
甘え上手な女性は、男性にとって、本当に「可愛い～」のです。
男性が、お金の価値が分かり、お金を大切にするならば、そういう甘え上手な女性の価値も分かるものです。
先日も、ある先輩経営者と、女性の品格についての談議をしておりました。
まずは、「金銭感覚は大切だよなぁ」というのが、一致した意見でした。
付き合って、すぐに物やお金の話をする女性は、「ワガママ」で頂けないということです。
そもそも、生まれ方や育ち方が違うのかと思うと、情熱も冷めてしまいます。
つまり、甘え上手でないことにガッカリします。
女性は、物欲が強くあることは、もちろん理解しているので、好きな女性を、経済的にも満足させたいという欲求は男にあります。
ここでの問題は、甘え方です。
お金持ちの人は、お金目当てに寄ってくる他人にとても警戒心があります。
だから、お金持ちになればなるほど、真の友人が現れにくい。
そういう、男性に甘え下手な女性が寄ってくると、自然に遠ざけるものです。
以上、今回は、物質主義的な甘え方の話でしたが、「精神的な、上手な甘え方」は、日を改めて語ります。
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