あなたは「靴磨きの少年の話」を知っていますか 〜日本の投資ブームへの警鐘〜
新NISAへの投資は、長期的には後悔することになるでしょう。
靴磨きの少年の話と同じだからです。
投資家の間では有名な話、「靴磨きの少年の話」とは。
つまり、現在の新NISAへ投資する無知な投資初心者とは、靴磨きの少年のことです。
靴磨きの少年は、投資の知識もないはずです。
投資に成功しているなら、靴磨きをしてないでしょう。
あるいは、投資する金もないのでしょうから、”投資”に興味などなかったはずです。
その「暗黒の木曜日」の、1929年(10月24日)の大恐慌時代のダウ平均チャートです。
一時的な底値は、11月13日のことであり、ダウ工業株平均は198.60で終わった。
市場はこの時点から数か月間回復し、1930年4月17日には294.07という2番目の高値をつけた。
そこから市場は着実に下げ始め、1932年7月8日にダウ工業株平均が41.22をつけるまで止まらず、最高値と比べると89%の下落という衝撃的なものになった。
3年8ヶ月もの時間をかけての底値。
18世紀後半、(イギリスに)産業革命が始まり世界の経済・金融の中心地となったロンドンの金融市場が始まって以来、最大の歴史的暴落です。
実に、回復までに25年2ヶ月の時間を要した。
更に、イギリスの格言に「豚は太らせて食え」というものがある。
もとはユダヤの格言で西洋圏で広く使われていて、豚は獲物や家畜で、小さいのをすぐ食べるのではなく、十分育ててから食べた方が良いと言う意味。
今年になってからの、GDP成長のない日米の株価高騰は、太っていく豚をイメージします。
その格言の意味を、ChatGPTに尋ねました。(自動翻訳)
「何かまたは誰かが」(文冒頭)と言う意味は、金融の世界では国際金融資本家、グローバリストになるでしょう。
最後の文脈、
「それは倫理的に、また法的および規制上の要件に従って行われるべきであることに注意することが重要です。」
と言うのは、どうも胡散臭い。
世界の金融の本質は、ほんの少数の「何かまたは誰かが」とんでもなく儲ける仕組みです。
弱肉強食(強欲)の世界であり、本質的には倫理や法に従ってはいません。
例えば、近年の”自社株買い”などは企業倫理観のない金融ルールです。
欧米人の優れているところは、誠実でない行為を、さも「正義」であり「論理的」「道徳的」と見せる技術です。
その象徴と言えるのが、世界各地で米国が頻繁に繰り返してきた米国は正しいとする”戦争”です。
最後に、
”靴磨きの少年”は、経済的に困窮し投資知識ゼロの日本人
”太らせた豚”が、預貯金を2,000兆円持った日本人
と解釈することは、あながち乱暴な論ではない。
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