経済価値ベース・ソルベンシーマージン規制とは 〜企業株価への影響〜
日本の経済価値ベース・ソルベンシーマージン規制は、2022年中に仕様の暫定的な決定が、2025年に施行が、それぞれ想定される。
経済価値ベース・ソルベンシーマージンとは:保険会社が将来にわたって保険金支払を適切に行うことができるよう、保険会社に対して監督が行われるのが一般的であり、この監督を行うための規制がソルベンシー規制である。 日本においては、金融庁がこの役割を担っている。(ウイッキぺディアより)
ソルベンシー・マージン比率は通常以上のリスクに対してどれだけお金があるかという比率です。
単純な式で表すと{保有資産/(通常以上のリスク×0.5)}×100です。
この式をよく眺めてもらうと、なぜか分母(通常以上のリスク)の方に0.5を掛けた式となっています。つまり、その式に0.5がない場合のソルベンシー・マージン比率はすべての値が半分になるのです。
仮にソルベンシー・マージン比率が200%の保険会社があるとします。
その会社の(保有資産/通常以上リスク)×100の値は100%にしかならないのです。
この会社は通常の支払い以上の支払いをすることが難しい会社ということです。
ここで、専門的にこの課題を取り上げるつもりはありません。
問題は、欧米ではすでに当たり前の、経済価値ベース・ソルベンシーマージン規制導入が日本で遅れていたという事です。
生命保険会社の資産構成↓を見ればわかりますが、簿価による有価証券が80%を超えています。
これらの時価評価が、2025年導入時でどう変わるかに注目します。
将来予測される金融危機でどのようにシュミレーションされるのか。
金利が上昇している長期の国債債券を買わなくてはいけないが、2%以上の利回りは保証しなくてはいけない。
その動向が、今後の株式・国債相場に影響することは確実でしょう。
(備忘録的に、この問題を頭の隅に入れておく必要があるでしょう。)
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