今流行りの”Lステップ”考察
Lステップとは。
マーケティング媒体として流行っています。
果たして経営的に成果はあるでしょうか。
経営コンサルタント目線では、主たる問題が2つある。
①LINEの活用が交流においても登録においても多くなり過ぎた
②一方的な宣伝やプロモーションをわざわざ見るのか?!
2つを詳細に考えてみます。
「①LINEの活用が交流においても登録においても多くなり過ぎた」について
友人知人のLINEメールでも煩わしい思えるほどLINEは普及しました。
そのLINEの送信の気軽さ故に、明らかにLINEメールを送ることの障壁は低くなった。
そんな中、企業や店舗の一方的な頻繁な宣伝を鬱陶しいと感じる気分になるに決まっています。
今時は、どの店や企業に行ってもLINE登録を要求されます。
その場での特典があるので、つい登録します。
問題は、その後もLステップが続いて、「読みたい(開きたい)気持ちになるのか」です。
それでなくても過剰なLINEの宣伝メールの数に辟易していれば、逆効果になりかねません。
私の周りの消費者にサンプル的に尋ねると、ほとんどがLINE広告を開かないと言います。
「②一方的な宣伝やプロモーションをわざわざ見るのか?!」について
企業の宣伝やプロモーションというのは、最近までテレビ、新聞、雑誌、街中の看板などにより行われてきました。
ほとんどの場合、楽しい番組や役にたつ情報提供の合間に(隙間に)宣伝される仕組みです。
Lステップは、明らかに”露骨な”押し付けです。
我が社やお店の自慢、お店の特典や割引が主流です。
それだけで、お客様を企業やお店に誘導可能でしょうか。
本来のマーケティングの原理・原則とはかけ離れている。
例えば、テレビでは、あの人気の俳優が主演のドラマが面白いから観るのです。
そのドラマの合間にコマーシャルが流れて購買に誘導する。
(昭和では)新聞での情報収集のついでに折り込みチラシが沢山入っていた。
新聞の記事の下の欄の新刊書籍の紹介などもそうです。
こうした消費行動がマーケティングの基本です。
ただの宣伝だけのLスッテップを楽しみにするでしょうか。
むしろ、あまりにLステップが多くなれば、企業やお店の印象は悪くなることも考えられます。
例えば、某有名ワイン販売店のLステップが不定期に送られても、ワインを飲みたくない気分、家に十分在庫があり興味ない場合などでは鬱陶しい広告となります。
一般的なカジュアルな飲食店のLステップなども、その近辺に遊びや仕事で行くことがなければ、絶対にその店にわざわざ立ち寄ることはしません。(特別な目的は除き)
こうした主たる2つの理由から、Lステップの活用を検討しなくてはいけない。
ただし、毎日のように近所で買い物にゆく食品スーパーやコンビニならば、特売や値引き処分などのお得な(その期間限りの)広告は歓迎されるでしょう。
新聞の食品スーパーの織り込いチラシなどは(効果がなく)終わっていますから、Lステップ成果が期待出来ます。
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