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SNSの活用法は、激変する。 〜情報シェアと限定活用へ〜

あるSNSで、ミスコンに出場の友人に、一票入れてもらうように、シェアしたら、全く「いいね」がなかった。

共通の友達だけが、「いいね」してました。

もし、共通の友人を除くと、ゼロ「いいね」に近い結果と言うことです。

その話を、SNSで繋がってない友人の女性にしたところ、面白い解説をしてくれました。

『そのシェア見て、「だから・・(なんなの?!)」と大部分の女性は思うから、「いいね」しないのよ。』

「なるほどねぇ~」と私。

でも、男が「いいね」しないのは、何故だろうと考えました。

自分が友人のそんな投稿を見たらどう感じるか。

「いい女を知っているからって、自分には関係ないし」という感じかなぁと。

男も女も、いろんな意味で、無関心を装うか、ジェラシーからか、投票の対象でないと心の底で思ってるからか・・・・。

興味深い結果に、感心した瞬間でした。

現在のように社会がどんどん変化する時代には、変化に対応できる人と出来ない人で、優劣や格差がつきやすい。

そうすると、キラキラしている友人知人や他人には、ジェラシーを感じやすくなってきます。

最近の傾向として、SNSをフォローはしていても「未表示」設定にしている方も多くいます。

「あなたの投稿に興味ない」ということ。

この傾向の真因は、日常生活を楽しんだり、情報共有するはずのSNSが、今流行りの何でも「点数化」や「(素人の)評価」する風潮に流されているからです。

つまり「いいね」という点数・評価を気にするようになる。

そうすると、投稿を見る度に、どうでもいい感情が湧き上がったりします。

いいねが多い、いいねが少ない。

あの人(投稿)は好き、嫌い。

いいねしてるのに、いいねしてくれない。

あの人は幸せそう、この人は不幸そう。

あの人はお金持ち、この人は貧乏くさい。

いいねしてくれるからしてあげよう、いいねしてくれないからしない。

友達の数が多い、少ない。

恋人がいて羨ましい、恋人がいないから気楽。

などなど。

世の中の風潮が、点数化と評価好きとなっているのは、SNSのせいともいえる。

それを繰り返すと、必ずジェラシーという気持ちを増長させます。

言い換えると、嫉(ソネ)みや妬(ネタ)みです。

本格的に SNS が普及し始めたのは、2000年代初頭から。

20年近く経っていますが、大きく二つの傾向が見られる。

個人の的な「私生活を晒す」か仕事や有益な「情報をシェア」するか。

現在は、混在していますが・・・、私生活の投稿はジェラシーの元になりがちです。

そういう意味で、SNSの活用の仕方は、見直されていくと思われます。

これからは、社会や経済や政治が激変していく時代です。

そうなると、日々の生活で、人の点数化や評価を繰り返していくと、自分自身が飽きてきて、ジェラシーに疲れてしまう時代になります。

そう考えると、今後のSNSは、主に情報シェア型になっていくのではないか。

あるいは、本当の友人知人に限定フォローして活用される時代となると予想します。


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