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エクシア合同会社の破産 〜増え続けるポンジスキーム〜

エクシアが破産した。

この案件は、コロナ前の2019年に、ある知人からお誘いがあった。

私は、基本的に投資系の案件は、全て聞くようにしている。

口コミ系や投資ネットワークは、90%詐欺です。

私が情報収集する理由は、何故、「人は詐欺に引っかかるのか」「この詐欺は何を特徴にしているのか」を知りたいからです。

投資コンサルタントの立場から、より沢山の事例を知ることが必要です。

そうした詐欺案件には、明らかな特徴があります。

それは、エクシアも同様でした。

最初に、この投資話を品川のカフェで最初に聞いた時に、最初の10分間で、「この案件はデタラメだ」と確信しました。

合同会社社員権による出資を募っていました。

月利3%、年利40%などと聞いた時点でアウトです。

代表は菊池翔(かける)です。

彼のインスタの切り抜き。

詐欺師にありがちな”いかがわしい”SNSです。

こんな若者が、本当に月利3%を叩き出せるなら、他人の小金を集める必要はない。

自分で投資すれば良いだけですし、この投資が本当なら、世界中の一流投資会社から何十億もかけてスカウトの声が掛かるでしょう。

さらに、くだらないなあと感じたのは、原宿・新宿などにエクシアの看板(巻頭の写真)があるという”自慢話”です。

初めて聞いて以降、ある中国人の詐欺師からも話を聞き、元エクシア幹部からも話(暴露話)を聞いてきました。

ある有名なテレビに出ている日本人弁護士が顧問弁護士となって”広告塔”になっていたが、うまく逃げ出したのでしょう。

本社も六本木から錦糸町(2022年頃)へ変わった。

2022年11月六本木
2022年12月錦糸町

エクシアのスキームは、合同会社の社員権の取得勧誘は金融取引業に該当しないという抜け穴を使ったものです。

「エクシア合同会社の破産管財人からのお知らせ」です。

こうしたポンジスキームは、今後も増えてゆくことが想定されます。

日本の新NISAで、2,000万人もの日本人が投資している。

かって400万人ぐらいしか投資家がいなかった日本では、ちょっとした投資ブームと言えます。

そうした加熱感が、こうした詐欺案件を助長することにもなるのでしょう。

この数年、友人・知人・セミナー受講生からの様々な「投資案件」の相談が増えてきましたが、今のところ、全て「絶対に投資してはいけない」と助言しています。

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