長生きする秘訣は、「楽しく生きる」こと 〜「幸せ」を求めてはいけません〜
「平均寿命」の定義について。
「平均寿命」とは「各年における0歳児の平均余命」を指す。
例えば、下図の場合、2022年の女性の平均寿命は87.09年なので、「2022年に生まれた女性は、社会情勢などの大きな変化がない限り、平均的に87.09年生きられる」ことを意味する。
このグラフの意味は。
65歳まで生きたら、
男性は、65歳+20歳(19.44歳)=85歳まで、
女性は、65歳+24歳(24.3歳)=89歳まで、
生きることを示します。
75歳まで生きたら、
男性は、75歳+12歳(12.04歳)=87歳まで、
女性は、75歳+16歳(15.67歳)=91歳まで、
生きることを示します。
90歳まで生きたら、
男性は、90歳+4歳(4.14歳)=94歳まで、
女性は、90歳+5歳(5.47歳)=95歳まで、
生きることを示します。
出来るだけ長生きすると、寿命が伸びる。
だから、歳とった人は”元気”なのです。
「楽しく生きる」と、更に元気に長生き出来る。
健康面では、血圧上げて認知症にならなくすることです。
もちろん、お金がないとニコニコの人生とはいきませんし、寿命も短くなる。
楽しく生きるとは、「愛・健康・お金」のある人生でしょう。
この3つの要素は、人により均衡(重点)が違う。
しかし、若い世代が目指すべきことは、この3つの要素を手に入れる人生です。
均衡がとれなくて。
「愛が全て」という人が、愛を失えば、全く楽しい人生とならない。
「お金が全て」という人が、お金を失えば地獄の苦しみになる。
しかし、一番肝心なことは、「満足」する人生であることです。
例えば、高齢の男性の場合、
・妻がいてくれるだけで満足
・1人で外出出来て、旅行にも行けるから満足
・孫にもプレゼント買ってやれるから満足
な人生であれば人生は楽しくなるということです。
言い換えると、”愛・健康・お金”の面で、「満足している状態」です。
満足とは、「もっと愛が欲しい」「もっと健康になりたい」「もっとお金が欲しい」という気持ちとは違います。
私の考え方では、「幸せ」を求めてはいけません。
現代の「幸せ」とは、現状に満足しない生き方だからです。
例えば、他人より大きな家に住みたい、もっと高級な車に乗りたい、ブランドの物を身に付けたい・・・などという概念です。
私 にのまえは、「幸福」という言葉で、満足な状態を表しています。(言葉遣いは、人それぞれでいい)
「幸せ」で(欲の限りを尽くし)満足出来ない状態を続けるのではなくて、「幸福」で(愛・健康・お金に)満足出来る状態をつくることです。
そうすれば、100年人生を楽しく過ごせます。
とはいえ、現代において、100年生きるということは、努力なしには到達出来ません。
愛についても、健康についても、お金についても学び続けなくてはいけないのです。
小学生の時代から、30年も40年も学び続けているのだから、「充分じゃないか」・・・とはなりません。
何故なら、間違いだらけの常識が世の中の大勢だからです。
例えば、
・愛について
「ひとりで生きる」のが、(世間はそういう風潮だから)煩わしくなくて心地良いと考える人に、一生涯、愛は訪れません。
・健康について
間違った健康法を何年も続けたら、必ず病気になります。むしろ、知識がない方が良かったという状態になりかねません。
・お金について
銀行や証券会社や政府の言う通りにしていたら、必ずお金を失うことになります。現代の金融の世界は、”弱肉強食”で、富む者は下層の人から略奪する仕組みです。
100年間、”真に楽しい人生”を過ごしたいならば、これまで学んだことを捨て去り、科学的に”正しい”と思える知識を身につけなくてはいけない。
つまり、100年もの長い人生を過ごせる”良い時代”に生まれたことに感謝し、真に自分の人生の”生き方”を深く考え、日々の絶え間ない努力が必要とされます。
世の中は、一部の支配層による利権や権益のために、大多数の人々の”愛と健康とお金”を失わさせる方向に向いてることに気づかなくてはいけないのです。