ウォーレン・バフェット氏の運用資金125兆円の最新投資実績から分かること 〜来日で新NISAを煽る意図〜
ウォーレン・バフェット氏(93歳)の、2023年12月末の最新投資状況です。
彼のバークシャーハザウエイ社の運用資金は125兆円。
投資家の間では有名なことですが、投資ポートフォリオとして、特筆すべきは、アップルの株を50.19%持っている事です。
この度、1.09%少なくなっていますが大きな変化ではない。
比率の大きな順番に見てゆくと、まず「PARA」株を32.44%売っている。
3大ネットワークは、DS(国際金融資本家・グローバリストなど)による支配が強い。
政治的には、反トランプの民主党支持のため、近年偏向報道が激しくなるばかりです。
そのために、トランプ人気(=国民の人気)が上がるごとに、視聴率も下がり続けているようです。
ウォーレン・バフェットがどう考えて株を手放したかは定かではありませんが、業績悪化を懸念している事は間違いないでしょう。
さらに、PARAの株は、クリストファー・ブルームスタイン(ー23.47%)とデイビット・カッツ(ー37.56%)も大きく売却している。
3大ネットワークは、日本の大手メディアと同様にオワコンだと感じます。
次に、HP Inc. (HPQ)は77.71%も売っています。
HP Inc. (HPQ)とはヒューレット・パッカード社ですが、ウォーレン・バフェット氏は、2022年9月頃、単純計算で約10億ドル(1,470億円)の「含み損」を抱えていることから、嫌気がさしたのかと思われます。
同じくリー・アインスライン・キャピタルも71.72%売っています。
一方、大きく投資を増やした(+315.6%)ものもあります。
Sirius XM Holdings Inc. (SIRI)です。
事業内容を見る限り、あらゆる環境に対応していることからも、有望な分野の様です。
既存の大手メディアから、新メディアへ方向転換していると読み取れます。
ここでもリー・アインスライン・キャピタルは同調して124.29%買っている。
こうした、ウォーレン・バフェット氏の投資の増減で特徴的なことは、売る時も買う時も、他の大型投資ファンドなどと歩調を合わせていることです。
こうした傾向は、インサイダー取引と言えなくもありません。
売っても買っても、巨額の投資家が同調すれば、株価は操作可能です。
また、ウォーレン・バフェット氏は、最近、日本の5大商社の株の保有比率を高めたことでも話題になっています。
昨年ウォーレン・バフェット氏が来日した目的は、日本人(国民)への、新NISA投資による米国投資を煽るためです。
(将来の)”金融危機”による”損”を無視して尻馬に乗っかる・・・日本の証券会社・金融機関も”自らの利益”があればいいということでしょう。
当方は、米国投資家ウォーレン・バフェット氏のウオッチャーなので、今後も不定期に投稿してゆきます。
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